静岡県では新米が出始めた

静岡県では”なつしずか”の収穫が行われている。
例年よりも作付時期を早めた結果、2週間ほど前倒しで収穫が出来たそうだ。
価格は未だよく分からないが、5kgが2千円台とも報じられる。
JAの概算金は地域によって異なるが、1.4万円~2.5万円/60kg前後だとか。
ちなみに昨年は3.8万円/60kgにもなったそうだ。

米の小売価格が下がることで消費が増えれば良いという農家もあれば、従来の水準に戻ってしまっては農家を続けられないと嘆く人もいる。

いわゆる安売り系のスーパーで5kg/3千円以下の価格が出始めたのが5月頃、一般のスーパーでは5kg/3,500円前後が普通だった。
7月頃になるとそんな普通のスーパーでも税抜き価格が2千円台に入ると共に、安売り系のスーパーでは国内米も4kgパッケージで売るようになる。

輸入米は4kgパッケージがあったのだが、国産米も4kgパッケージにすることで見かけの安さを強調しようとしたわけだ。
ただ5kg換算にすると多少割高なこともあり、余り見かけなくなってきた。

ブレンド米とか白濁や欠けのある米(中米)はかなり安い。
というか、これって主食用なの?みたいな。
5kgで千円台のものもあるが、食べられるのかなぁ。

従来は主食用としては使われなかった米を主食用に仕入れ、保管して値上がりを待ったがそうは行かず、仕方ないから安値で放出と言ったところか。
この販売会社が米を蓄えていたかどうかなど分からず、どこかのブローカが持ち込んだのかも知れない。

スーパーは回転が早いので不良在庫は基本的に持たないが、いわゆる中小米屋は在庫が溜まっているという。
これは問屋の在庫とは異なり店舗の在庫と言うことになる。
一攫千金を狙ってでもないのだろうが、米不足が叫ばれ始めた時に通常以上の仕入れを行った米屋が多くあった。
仕入れたくても入ってこない、売りたくても手に入らないとインタビューに答えていた小売業者なのだが、実は倉庫いっぱいに在庫を持っていたのかも。

これら中小店の多くは固定客や得意先にコメを販売しているが、出し惜しみで価格を維持した。
ところが備蓄米の放出あたりから雲行きが怪しくなり、米の価格の上昇が止まった。
問屋も同じだが、小売店も高値で買っているために安売りすれば赤字が出る。
そして今は不良在庫となってしまった。

問屋での在庫と店舗での在庫を合わせると、相当な量のコメが売るに売れない状態になっている。
こうした買い溜めというか買い占めが価格上昇を招いた。
コメだけではないのだが、品物が不足すると需給バランスが崩れて価格が上昇する。
すぐに供給が追いつけばいいが、そうでない場合は価格上昇が続く。
価格上昇が続くと、早く買っておかないともっと値段が上がるという心理で更に需要が増える。

今はこれが反転している。
価格が下がり始めると、もっと待てば安く手に入ると思う人が増えて買い控えが起きる。
これにより需要が減少するので、更に価格を下げないと売れなくなる。

コメント

  1. Beep より:

    先日、農協の直売所では地元の契約米?が
    5kgで1980円でした。勿論、新米ではありませんが
    スーパーで5kgだと2380円位なので割安です。

タイトルとURLをコピーしました