ダイソンDC74を分解掃除する

ダイソンDC74を分解掃除する

最初に書いておくが、分解清掃に大きな意味があるとは思えない。
確かに分解掃除すれば綺麗にはなるが、綺麗にするだけであれば分解しないで水洗してしまった方がずっと楽だからだ。
サイクロンユニット部分にマジックリンなどアルカリ洗剤を吹き付け、少し放置してからシャワーなどで流せば汚れは落ちる。

ただし内部は乾燥しにくいので、ドライヤーで風を吹き込むなどしないと中々水分が取りきれない。
水分が付いた状態で掃除機を使うと、そこにゴミが付着する。

エアが使えるのであれば、水洗もせずにエアで埃を吹き飛ばすのが最も簡単なのだが、サイクロンユニットの構造がDC35より複雑なためかゴミが出て来にくい感じはする。
分解するにしても手間がかかる。

このDC74は水洗した後なので、内部のゴミはそれ以降に付いたものである。
たぶん1~2回は掃除に使ったと思うが、その程度だ。
一度でも掃除を始めれば内部は埃まみれになってしまう。

まずはゴミがたまる部分、半透明な円筒形のクリアビンを外す。

モータユニットとサイクロンユニットはCリング的なもので留められている。
これを外す専用工具も売られているが、Cリングの両側を細いマイナスドライバーで押せば外せる。
モータ側にも細かな埃が流入してきている。

ここまでは簡単だが、この先が少し面倒だ。
まずはメッシュフィルタを外す。
メッシュフィルタははめ込みになっているので、メッシュフィルタ側を浮かせるようにして外していく。
余り力を加えず、パチン・パチンと取っていく感じだ。

開いたところが閉じてしまわないように、何かを挟みながら作業をすると良い。

メッシュフィルタが外れるとサイクロンユニットが見える。

ここは”ゴミ側”の部分だ。
クリアビンに落ちなかった汚れが至る所に付着している。
繰り返しになるが、これは洗浄後1~2回しか使っていない状態である。

綿埃の固まりが見えるが、これが湿気などによって固まって悪臭の元になる。
洗浄すると、こうした固まりが沢山出てくる。

ここからはトルクスネジを外して分解を進める。

5本のネジを外すとサイクロンユニットのカバー的なものが取れる。

黒い部分は更に又ネジで留まっているので、これも外す。

これは洗浄後の分解なので細かな埃だけしか付いていないが、DC35に比較すると構造が複雑な分だけ、埃が引っかかる場所も多い。

この部分を外すとガスケットなど、サイクロンユニットの”モーター”側が露わになる。
この”モーター側”は”ゴミ側”とは異なり、本来埃が侵入してはいけない部分だ。
しかし細かな埃が結構たまっている。

“モーター側”のゴミの付着具合はDC35よりもDC74の方が多い印象だ。
サイクロンユニットの数を増やしたために、渦を作るパワーが不足してゴミ分離能力が下がったのではないだろうか。

DC35はサイクロンユニットが6個、DC74は15個に増えている。
しかしV8では14個に減り、最新のV11では11個になった。
分離能力を上げようとユニット数を増やしてみたものの、モーターパワーなどの限界もあって、結局は数を減らしたという事だろうか。

綿埃的なものこそ見られないが、パウダー状の埃などがエア通路などに付着している。
これは綿埃が分離されているのかと言えばそうではない。
コットンフィルタ内部には綿埃が沢山詰まっていた。
ちなみにコットンフィルタは非分解構造だが、これも爪を外して分解することが出来る。
分解すると底の方の汚れも取り去ることが可能だ。

これらを綺麗に洗浄する。
ブラシなどを使わないと、狭いところの埃が取れない。
中性洗剤などを使って洗い、その後シャワーなどで洗剤を落とす。

洗浄中は臭いが余り気にならなくなるのだが、赤いガスケットやシリコン部分、ゴム部分などに付いた臭いが取れにくい。
ここだけカビキラーをかけるとか、全部品を塩素系漂白剤に浸けるなどすると脱臭効果がある。

水滴が残っていると乾きにくいので、綺麗に拭いてからドライヤーなどで乾かしておくと良いだろう。

組み立ては分解よりも簡単だ。
ネジの閉め忘れに注意し、最後にメッシュフィルタをパチンと嵌めれば完成である。

モータの後ろ側にスポンジによる簡易なフィルタが付いている。
余り汚れる部分ではないが、臭いなどが付いた時にはここも洗う。

分解はモーターの後部カバーを外すことで行う。
まずバッテリーを止めているネジを外し、カバーの両側に強度の高いドライバーなどを突っ込んで、カバーを開くように力を加える。

今回はトルクスドライバーを突っ込み、力を加えてカバーを両側に開くようにする。。
かなり力を入れないと外れない。

割れたり変形したりせず、少し開くのでカバーを後方に抜く。
なおグリップの所(下部)も爪で引っかかっているが、これは自然に抜ける。

爪はトルクスドライバーを突っ込んだ部分の、本体側にある。
本体側が出っ張っていて、カバーがそこに嵌まっている。

スポンジフィルタはこんな感じだ。
通常ここは余り汚れないのだが、今回分解したものの中にはスポンジ表面にビッシリ汚れが詰まり、通気抵抗が相当大きくなっていると思われる固体もあった。

ここが詰まってしまうとエアが抜けなくなり、グリップを通してバッテリーケースの方に排気が回る。
そのためグリップ内部も埃だらけになっている。

取り出して洗う。

組み立ては、モーター側をパチンと入れて、グリップ下部はマイナスドライバーなどで開きながら押し込む感じではめ込む。

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