BMW/TYPE-FXS

インターフェイスジャパン(屋号,法人ではない)という所が販売している、BMW/TYPE-FXSというものを入手した。
得意の格安ジャンクなんだけど。
これが何かというと、BMWの液晶ディスプレイとビデオ出力の間に割り込ませて、独自の表示を行うものだ。
ようするにディスプレイスイッチ+ビデオコンバータみたいなものである。
中を見ると上に2つのブルーのコネクタがあるが、これがディスプレイ信号のINとOUTだ。
その間にある4つの四角い箱はPanasonicのリレーだ。
同軸リレーでも何でも無い、普通のリレーである。
その下の大きなLSIはディスプレイコントローラだ。

基板には社名などは印字されていない。
インターフェイスジャパンのページその他を見ると自己主張が強そうなので、基板に屋号が入っていないのが不思議だ。
調べてみると全く同じものが、株式会社フィールドからも、AVインタフェースからも発売されている。

と言うことは中華のOEMかODMかな。
インターフェイスジャパンではこの機械を8万円位で売っているが、中華ものを見ると1.5万円位である。
なお同様のインタフェース(製品や仕様は別物)はa/tack(株式会社エイタック)や株式会社デジタルワークスなどいくつかの企業や個人が販売している。 機能的にはa/tackのものが優れているように見え、インストールマニュアルも公開されている。

このインタフェースを使うとCVBS信号をBMWのモニタインタフェース(LVDS)の信号に変換し、任意のNTSC信号をモニタに映すことが出来るようになる。 用途としてはTVチューナのインタフェースで、BMWのコントローラ(iDriveのダイアル)の信号をCANから拾って、TVチューナなどを制御したりする。 従って接続出来るTVチューナが指定されていたり、設定を変更してチューナに合わせる機能がある。

BMW/TYPE-FXSのケーブルを見ると、2系統のビデオ入力がある。
仕様には3系統+HDMI入力みたいに書かれているが、今ひとつよく分からない。
説明書があれば良いのだが、説明書は公表しないよ、製品に付属しているものが全てだよと言うスタンスだ。
中古を買ったなら、売った人に聞いてくれ、ウチは面倒は見ないよと。
当初は手書き説明書のカラーコピーみたいなものが付属していた、という記事もあった。

TVチューナのコントロールに赤外線を使うのか?赤外線だと思われるLEDが付いていたりする。
これらの線を接続するコネクタは24ピンと、色々な信号の入出力がある。
これを取説無しで動作させるのは結構無謀な感じもするのと、果たしてミニに仕様が合致しているのかどうかもよく分からない。
CANの信号系が年式などによって多少異なっているとの話だ。

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