昔から夜中に刃物を研ぐのは老婆と決まっているわけだが、何故だろう?
男が山仕事に出かけ、返ってきたら奥さんが仕事道具を調えるとか?
なんて事を考えながら刃物を研いだ。
包丁はたまに研ぐのだが、今回研いだのは植木を切る鋏である。
剪定ハサミは最近買い換えた。
下の写真の右のものなのだが、太い枝もサクッと切れる。


刈り込み鋏は2本ある。
最初に購入したものが切れなくなったので、2本目を買った。
そもそもハサミを研いで使うなんて概念がなかったわけで、横浜時代でも枝を切ることはあったがハサミが切れなくなるまで使うなんて事は無かった。
しかしここでは頻繁に剪定をするので、やがてハサミの切れ味が悪くなる。
ハサミを研いで使うなんて考えがなかったので、切れなくなったら新しいものを買ってくる。
最初は木の持ち手のものを買い、次はアルミ製を買い、その次もアルミ製を買った。
一番良かったのは2番目に買ったもので、今も使っている。
ダメなのはもっとも最近買ったもので、刃の部分が柔らかくて曲がってしまう。
やはり買うなら総焼き入れと書かれているものでないとダメだなと、このハサミを使って気づいたのだった。
刃の付け根の部分が曲がってしまったので、それを修正し研ぐことにした。
手元にあった砥石(包丁を研ぐのに使っているものではなく、もう少し粗いもの)で両方の刃を研いだ。
試しに木の枝を切ってみると、切れ味が回復しているのが実感出来た。
そこでもう1本の鋏も分解し、研ぐことにした。
古い選定鋏もあるので、これも分解して研いでみた。
ただ刃が湾曲しているので余り上手くは研げなかった。
剪定鋏には切り刃と受け刃があって、切り刃の平らな面は研いではいけないのだそうだ。
たぶんネジ止めする部分よりも刃の方が低くなってしまい、受け刃との間に隙間が出来るからだと思う。
理屈からすればネジ止め部分も研いで、全体を薄くしてしまえば良いのかな。

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