タイヤチェンジャ事情

タイヤチェンジャに関して質問を頂いていたのだが、サーバトラブルなどゴタゴタしていてMailでの質問に丁寧に答えられなかった。
その補足も兼ねてと言うことで、少し説明をする。
タイヤチェンジャなど買うのは相当特殊な人ではないかと思っていた、いや、そもそも普通の人は要らないでしょ、タイヤチェンジャなど。

私が横浜に住んでいる頃はタイヤの寿命は3万kmとか4万kmあったわけだし、SL600以前に乗っていた車は2年~3年で買い換えていたのでタイヤは交換しなかった。
SL600とCLSは長く乗ったのでタイヤ交換したのだが、その事すら忘れてしまうほどタイヤ交換には縁がなかったのである。
だからタイヤチェンジャの必要性を感じなかったし、私には縁の無い機械だと思っていた。

しかし今回タイヤチェンジャの話を書き始めると何通かのMailを頂き、お一人の方はタイヤチェンジャに加えてホイールバランサも入手され、更にはそれを運ぶフォークリフトも導入されたというのだから本格的である。

今回Mailを頂いた方は農業を営んでいて、軽トラックや小型トラック、ハイエースや自家用の乗用車など何台かの車を所有されているそうだ。
仕事用の車もご家族が使っている車も年間3万km以上は走ると言うことで、夏タイヤも冬タイヤも長くは保たないとのこと。
ここの近くの野菜の販売所には山梨県の農家の方が毎日野菜を運んでこられるのだが、毎日往復300km以上走るのだから大変だなと思った。

現状ではガソリンスタンドでタイヤ交換をしているそうだが、タイヤ自体の価格も高いし交換工賃も安くはないので、自分で何とかしたいとのことだった。
トラック用のタイヤはサイドウォールが硬いので、ガソリンスタンドでも交換工賃を高く取られるそうだ。
丁度今の時期は夏タイヤへの交換が集中して、中々予約が取れないという。

タイヤチェンジャーの選択としては新品か中古か、手動か自動かと言うことになる。
中古の場合は整備が必要になるので、買ってきてすぐ使いたいなら中華新品が良い。
中華ではない新品も良いが、200万円位するのでタイヤ屋さんでないと割に合わない。
逆に少し手間がかかっても良いのであれば中古もアリだと思うのだが、やはりお勧めはしにくい。
中華新品なら買ってきてすぐに使えるし、不良部分があったとしてもパーツを送って貰える。
中古の状態は様々で、やはりリスクは大きい。

下の写真は1万円ほどで落札されたCORNO社製の中古で、部品が欠品している。
アームを前後に動かすエアシリンダと、ペダル部分がない。

アームが前後に動くタイプのタイヤチェンジャーでは、アームを動かす為のもの、ホイールをチャッキングするためのもの(通常は2個)、ビードブレーカ用の合計4個のエアシリンダが付いている。

これを動くようにするためには2万円分くらいの部品が必要だ。
でも本体が1万円なのだから合計3万円で動くものが手に入る(ただし作業は必要)。
欠品ありのジャンクは割安だ。
中華パーツがかなり使えるのは、結局の所CORGHI社のパーツがデファクトスタンダードだからだと思う。

動作品とか多少の不具合のあるものだと5万円~になる。
実用上差し支えのない部分のパーツ欠品やエア漏れなど、中古なので状態はそれぞれである。
下の写真はBANZAIのもので、アームが横スイング方式なので安い。
サポートアームも付いて落札価格5.7万円だった。

下も同様で8万円くらいだったかな。
BANZAI扱いの少し古いタイプはお買い得感がある。

CORGHIのサポートアーム付は8万円、このあたりが現実的ではないだろうか。
LT(ライトトラック)タイヤはサイドが硬いので、サポートアーム付の方が作業が楽だ。

下はCORNOのサポートアーム付で9.9万円なり。

私もサポートアーム付が欲しかったのだが、置き場所的に難しいかなと思った。
でも実際に置いてみると何とかなりそうでもある。
サポートアームの取り付けもCORGHI社がスタンダードなのか、異機種でも付けられるとかなんとか。

簡易型のサポートアームがある。
通常はエアシリンダでタイヤを抑えつけるものなのだが、それを手動で行うタイプだ。
取り付けはマウントヘッドのネジで行うので、殆どのタイヤチェンジャに付ける事が出来るし、手動のタイヤチェンジャにも付けられる。
Amazonでは3千円近くするが、Aliexpressなら千円台で買える。

10万円前後だと中華新品が買える。
中華新品でサポートアーム付だと20万円前後になる。

中華ものと言えばポータブル型がある。
これはタイヤの方を回転させるのではなく、アームを回転させる。
手動式タイヤチェンジャーのアームをモータで回すような仕組みだ。

サイドの硬いタイヤの場合、一般的なタイヤチェンジャで組もうとするとホイールだけが回転してタイヤが回転しない(スリップする)事がある。
しかしアームの方を回転させると、原理的にスリップが起きない。

下の写真のものはかなり丈夫そうに見える。

手動式はヤフオクで沢山売られている。
アームの剛性が全てなので、丈夫そうなものを買えばちゃんと使える。
上の中華電動式は1cm厚位の鉄板で出来ているように見えるが、下の手動式は(比べてしまうと)弱そうだ。

電源不要、エアだけで動作するタイヤチェンジャもある。
主体はビードブレーカで、ビードブレーカのアクチュエータを使ってホイールを回転させる仕組みだ。
タイヤ交換で手間がかかるのがビード落としなので、電動タイヤチェンジャのビードブレーカ部を主体としてタイヤチェンジャを作った?感じ。

LCTXタイヤチェンジャーで検索すると色々出てくる。

小型トラックやハイエース程度であれば通常のタイヤチェンジャで良いのだが、中型トラックとなるとタイヤが重いので、それ用のタイヤチェンジャがないと作業が大変になる。

コメント

タイトルとURLをコピーしました