ウチでは4台のルンバが毎日働いている。
モデルは異なるが、最初期型のものは既に引退した。
現行モデルで言うところの6xxシリーズ同様となるブラシタイプが3台と、8xxシリーズから採用されたゴムローラータイプが1台だ。
6xxシリーズは回転ブラシ方式で、吸引力は弱いがカーペットなどからのゴミ掻き出し能力は強い。
また、カーペットや畳に対する攻撃性もさほど強くはないので、それらの傷みも急速には進行しない。
8xxシリーズはゴムローラー式となり、埃の絡まりが減少した。
ブラシ式の場合は、ブラシ側よりもゴムローラー側への絡まりが気になる。
ウチには猫がいるので、猫の毛が絡まる。

ゴムローラー式の場合は、こんな風に毛が絡まる事は殆ど無い。
ローラー本体には絡まらないが、軸受け付近には埃が絡まる。
ローラー本体の掃除頻度が下がるのは良いのだが、絨毯や畳への攻撃性が高い。
毎日使っていると絨毯や畳は傷むので、フローリングの床専用と考えた方が良い。
フローリングの床に傷が付く事はないが、摩擦は大きいのでワックスなどの落ちは早くなると思う。
ゴムローラー式のモデルに交換用のブラシでもあれば良いと思う。
(サードパーティ製ではあるかも)
畳がボロボロになるなどの報告もあり、ゴムローラータイプは使う場所を選ぶ。
吸引力は6xxシリーズよりも8xxシリーズの方が強い。
従って砂埃や粉のような汚れは8xxシリーズがよく吸ってくれる。
よく吸うとは言っても所詮ルンバなので、大きな期待は禁物だ。
ルンバに毎日掃除をさせ、週に一度は掃除機をかけるくらいでないと部屋は綺麗に保たれない。
ルンバの害として、このゴムローラーの他にバンパーの衝突痕がある。
ルンバはバンパーがものに当たるとマイクロスイッチが押されて動きの方向を変える。
バンパー部分はゴムで出来ているが、それが家具などに付着する。

バンパー部分自体も徐々に削れていく。

常にまっすぐに当たるなら未だ良いと思うのだが、斜めに当たって擦りながら進行するので削れてしまう。
家具側にもその跡が残る。


バンパー側にフェルトのようなものを貼るなど、何か対策が必要だ。
ただ、何かを貼ってもそれが取れてしまったりと、余りうまく行っていない。
傷にならずにゴムの付着であれば、アルコールなどで拭けば取れる。
しかしゴムとは言っても毎日、しかも何度も衝突を繰り返すので傷にもなる。

国産のロボット掃除機では超音波センサによる非接触回避型のものもある。
ルンバは便利なのだが、日本人が設計するような繊細な動きとは無縁だ。
家具でも猫にでもガンガンぶつかるみたいな、ワイルドな機械なのだ。
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