シバゲンDFの効果をみる

植物
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芝生の雑草抑制として、昨年はMCP乳剤とシバニードアップを使った。
MCP乳剤はカタバミ(クローバーに似た草で黄色の花が咲く)などにお効果を発揮するものだ。
最初はMCP乳剤をまいたのだが、その後イネ科のメヒシバなどが増えてきたために、シバニードアップを使用した。
MCP乳剤とシバニードアップで雑草は抑制出来ていたのだが、昨年と今年の春に全て使い切ってしまったので、新たにシバゲンを使ってみることにした。

シバゲンは春先に使用する

除草剤はだいたいそうなのだが、高温期には芝に害が出る恐れがある。
一方で低温だと効き目が弱くなるようだ。
従って春先に使用するのが良いとされる。

今年は4月頃にシバニードアップをまいたのだが、昨年の残りで量が少なかったからなのか、6月頃にはメヒシバが生い茂った。
そこで7月にシバゲンDFを入手はしたのだが、梅雨明けの遅れもあって雨が続く。

気温が余り上がらないのは良いとして、雨天時にはシバゲンをまくことは出来ない。
シバゲンDFをまいてから、少なくとも数時間は雨が降って欲しくない。
そこで、梅雨の合間の曇天時を狙ってまいたのが7月20日である。

シバゲンは雨に弱いのか?

シバゲンは散布後に雨が降ると効果が薄れるというか、一般的除草剤はその傾向だ。

薬剤が雨で流れてしまうからだろう。

ただメヒシバなどであれば、散布1時間後に降雨があっても有効だと書かれている。

余り気温が上がってから散布するのも薬害の問題がありそうなので、この晴れ間を狙ってまいてみることにする。

6時間以内に雨が降らなければ問題は無いという事で、朝からシバゲン噴霧をする。

https://fnf.seesaa.net/article/476414132.html

シバゲンをまく前の状態がこの写真だ。

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シバゲン散布4週間後の様子

だいたい1ヶ月程度で効果が出るとのこと。
約4週間後にはこんな感じになっている。
芝よりメヒシバの方が圧倒的に優勢だったが、2~3週間経つと芝の方が多くなる。
元々野芝なので密度は低く見栄えは良くない。
ここは山の中の斜面で、手入れの手間もかけたくないので野芝にした。

芝を植えて2年なので芝の密度が今ひとつ上がっていない。
昨年夏以降は電気柵による鹿対策をしたので荒らされていないが、それまでは鹿に掘り起こされたりしていた。

効果は出ていると見て良いだろう。
散布して6時間後くらいに小雨が降り、翌日にはシッカリと雨が降った。
それでも効果は出ている。

芝居外の場所にもシバゲンDFをまいた。
芝居外の場所にはメヒシバが生い茂るほどに生えていたが、かなり枯れている。
シバゲンをまく前は地面が見えないほどに生い茂っていたのが、この通り枯れた。

山の中なので雑草はそこら中にあり、芝エリアだけを綺麗に保つのは難しい。
地下茎ものは地下から浸食してくるだろうし、種子が飛ぶものはあちこちから飛んでくる。

シバゲンDFは使用量が少なくて済むので、20g入りを買えば相当回数散布出来る。
水にも簡単に解けて散布も簡単、MCPP乳剤+シバニードアップよりも効果は高いと感じたので、暫くはこれを使う。規定量を年に2回散布しても、シバゲンに表示された使用期限内には消費出来ないかも知れない。

昨年はメヒシバはさほど多く感じなかったのだが、今年は芝生エリアのみではなく周辺もメヒシバだらけになった。
その年というか時々で雑草の勢力が変わるのか?
或いはこの先メヒシバが勢力を拡大し続けるのか?

この先10月頃にも規定量を散布し、来年は規定どおりの4月頃に散布しようと思う。

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