Panasonicのワイヤレスインターフォンを使っている。
従来は子機1台で使っていたのだが、別の部屋にも置くことにした。
しばらく使っていなかった子機を押し入れから出してきたのだが、充電台が見当たらない。
子機と一緒に置いたと思ったのだが、もう何年も使っていなかったのでどこにしまったのか忘れてしまった。
この子機はワイヤレス充電型なので、専用の充電台がないと充電が出来ない。
充電器を探していると、過去に使っていた電話機の子機が見つかった。
既に親機は廃棄したものだが、子機と充電台が存在していたのだ。
そこでこの充電台が流用できないかやってみることにした。
子機の大きさがかなり異なるので、充電台にインターフォンの子機を乗せることが出来ない。
白い方がインターフォンの子機で、厚みが薄く幅が広い。

まずは使えるのかどうか、充電台の中身を比較する。
インターフォンの充電台を分解して中身を見ると、ワイヤレス伝送用のコイルと基板の裏側にもコイルがある。
センシング用?
基板の部品面には電力伝送用のコイルが見える。
そこそこ巻き数があるので、周波数は低そうだ。

基板の裏側のコイルは巻き数が少ない。

ワイヤレス電話機用充電器の中身も見てみる。
部品面のコイルは、ワイヤレスインターフォンの子機用と同じように見える。

半田面のコイルも同様だ。

制御デバイスはトランジスタが1個のみである。
自励発振なのか?

何とも簡単に作られている。
AC100Vを整流してトランジスタでスイッチしているだけだろう。
回路は追っていないのだが、半田面のコイルからフィードバックをかけて自励発振させているのだと思う。
接触型充電器ではAC側との絶縁が必須だが、ワイヤレス充電器の場合はそれ自体で絶縁されるので、充電器側に絶縁トランスが必要ない。
一体どの位の周波数なのか?無負荷状態で伝送用コイルの両端を測ってみた。

負荷によって周波数が変わるのだが、公称135kHzなのかな?
ワイヤレス電話子機用のコイルにインターフォンの子機を近づけると、普通に充電することが出来た。
問題は置き台にインターフォンの子機が乗らないことだ。
で、少々乱暴ではあるが、半田ごてでプラスチックを溶かし、リュータで削って穴を広げた。
厚み方向背面の形状が異なるので、ウレタンスポンジを貼り付けた。

相当雑な加工ではあるが、ワイヤレス子機を置くことが出来た。

深さが足りないので外れやすく、ウレタンスポンジで隙間を埋めた。

何とか入るようになったが、何度諦めかけたことか。
プラスチックを削るのが思いのほか大変で、発泡ウレタンで新たに作った方が早いかなと思ったくらいである。
まあ、一応使えるようになったから良いんだけど。
ブラザー製の子機のワイヤレス充電器の内部も見てみた。
構成はPanasonic同様であり、電気的互換性がある。
充電用のコイルはPanasonicと同じ感じだが、巻き数が少ない。
Lo-L Hi-Cなのだろう。

フィードバック用のコイルは基板上にパターンで作られている。




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