ミニのレバー操作

ミニのレバー操作はクラシカルではない。
以前にソアラのウインカレバーが使いにくいと書いた事がある。
レバーは常にホームポジションで、上に短時間押すと3秒位左ウインカが点滅する。
上方向に長押しすると左ウインカが点滅しっぱなしになる。
その状態でウインカレバーを短く下に押すとウインカが消えるが、長押ししてしまうと右にウインカが出る。

ミニの場合もこれと似ていて、上に押すと3回ウインカが出る。
(設定で変更可能)
更に強く押すとクリック感があり、左ウインカが点滅しっぱなしになる。
レバーはホームポジションに戻る。
ソアラに比較して分かりやすいのは、レバーがホームポジションに戻るだけで操作としては通常のウインカーレバーと似ているからだ。
だったらレバーの位置をホームポジションに戻さなくても良いような気がするが、そうするとステアリング操作でウインカーレバーの位置をリセットするために、メカニカル部品が必要になりコストが上がるのか。

ワイパーレバーはジムニーと操作が逆で戸惑った。
ジムニーは下方向にレバーを押してワイパーが動作する。
ミニは上に押してワイパーが動作する。
このあたりはメーカの考え方で、シフトレバーのマニュアル操作も前方に倒してシフトアップなのか?シフトダウンなのか?みたいなものだ。

ミニのシフトレバーはDレンジから左にシフトレバーを押すとマニュアルシフトポジションになる。
Dレンジでセレクトされている1段下にセットされてスポーツモードになる。
レバーを後方に倒すとシフトアップ、前方に押すとシフトダウンでマニュアルモードに切り替わる。
後期型のシフトレバーに関しては先日書いたが、前期型はレバーがホームポジションに戻る事はない。

先代クラウンはDレンジから右にシフトレバーを倒すとマニュアルモードになり、前方に押すとシフトアップだ。
マニュアルモードに入れる操作も、シフトアップ・ダウンの動作もミニとは逆である。
しかし現行クラウンではレバー操作方向が変わり、左に倒すとマニュアルモードになる。

マニュアルモードでは一般的には前方に押してシフトアップ(クラウン方式)が多い。
しかし何故かBMWはレバーを引いてシフトアップなのだ。
マツダも引いてシフトアップだったかな。

通常のATシフトレバーだとP-R-N-D-Lなので、引くとシフトダウンになる。
ドグミッションは引いてシフトアップではあるが…
いずれにしてもインタフェースの統一はして欲しいところだ。

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コメント

  1. ひでさん より:

    欧州車の場合、国産車のレバー周りを、ハンドル軸を中心に、180度回転させたような動かし方になるようです。
    外装はともかく、内部の機構は、共用化されているのかもしれません。

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