冷蔵庫を分解する

使わなくなったシャープの冷蔵庫を分解して捨てる。
そのまま捨てると粗大ゴミになるのだが、冷蔵庫はいわゆる家電四品目に分類されているので自治体は回収してくれない。
ならば分解して冷蔵庫ではなくしてしまい、不燃物として捨てる事にする。
伊豆市の場合は大きさのリミットが一辺50cmなので、それ以下の大きさになるまで小さくする。

使えるものは使う。
分解しにくいドア部分は軽くて丈夫なので、土留めの補強に丁度良い。
外装部分は鉄なのでやがて錆びると思うのだが、これも取っておく事にする。

そう考えると捨てるものは冷凍機周りとその取り付け金具、あとは発泡ウレタンとプラスチック製の部品だけだ。

まずはドアを外す。
組み立ては非常に合理的に出来ていて、ネジを2本外すだけでドアは取れた。

次に中のものを外していく。
これも殆どネジ止めされておらず、筐体との間に充填されている発泡ウレタンでくっついているだけだ。

冷凍室のプラスチックは割れないのでハサミで切ったりしたが、冷蔵室の方は劣化していてバキバキに割れる。
プラスチックも冷凍すると劣化が少なくなるとか?

冷蔵部のウレタンには水濡れの痕があった。
色が変わっているので長い期間水が溜まっていたのだろう。
冷凍室のプラスチックや冷却部からのドレン配管に亀裂でもあって、水が漏れたのかも知れない。

冷却部にはファンが付いている。
霜を付きにくくする為なのか?フィンのピッチが異なっている。
下から庫内の空気を吸い込み、上から吐き出す仕組みだ。
この部分には霜取り用と思われるヒータも付いている。

分解してから思ったのだが、冷蔵室を冷やすのは冷凍室からの冷気を導いている。
これは完全にパッシブなので、冷蔵室と冷凍室の温度を独立して制御する事は難しい。
単に冷気導入部分の蓋みたいなものが動くだけだ。

このあたりまでは順調に進んだのだが、筐体外装を剥がす時に失敗した。
出来れば配管類を壊さずに(冷媒が抜けないように)外したかったのだが、放熱用の銅管がドアと冷蔵庫本体の間にあり、外装を剥がす時に傷つけてしまった。

放熱用の配管はドア付近(結露防止かな)や側面に這わせてあった。
銅管は筐体にアルミテープで留められているだけ。
冷蔵庫本体が温まるのは、筐体を放熱器として使っているからだ。
銅管は硬くなっていて、少し曲げると折れてしまう。

ゴミの殆どは発泡ウレタンで、これはプラスチックゴミかな。
プラスチックゴミも可燃ゴミと一緒に燃やしてしまうところが多く、分別するのは国の補助金を貰うためだ。
手間をかけて分別したものを一緒に混ぜて燃やすのは、30年以上前から同じである。
ちなみにこれを熱リサイクルと呼び、リサイクル資源扱いだというのだから何とも。

金属ゴミは随分少ない。
最も丈夫なコンプレッサの取り付け金具も、手で簡単に曲がるくらいの強度だ。
しかし発泡ウレタンが付いている状態では、それが補強材となってビクともしない強度を発揮する。

この冷蔵庫は真空断熱が使われていないので、ウレタン断熱材が厚い。
このシャープ製の後には東芝製冷蔵庫を置いたのだが、外形寸法が余り変わらないのに庫内容量がかなり大きい。
2Fにある冷蔵庫は三菱製だが、これも真空断熱構造になっていて庫内が広い。

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