TURNED Kとはどんなものか?

先日書いた光触媒方式の除菌脱臭機がTURNED Kである。
他のメーカからも同様の製品は発売されている。
原理というか販売会社のカルテックの説明は以下のようになっている。

同様の光触媒による除菌脱臭機を製造するASPのページには以下の図がある。
アセトアルデヒドやアンモニアは分解しやすいらしい。

光触媒は酸化チタンで、これは30年くらい前から使われている。
当時は光源に苦労したわけだが、現在では短波長光のLEDがあるので実用化が進んだ。
OHラジカルという言葉が出て来るが、光触媒ではなく電離でこれを作ろうとするのがプラズマクラスターやナノイー技術になる。

現行商品では光触媒と活性炭を一体化したものが使われているそうだ。
新品はやたら高額、中古も多少で回っていて1万円前後かな。
外観の悪いものやジャンク扱い品は安いのだが、構造が簡単なものなのでジャンクっていったい何が壊れているの?触媒プレート欠品?みたいな。
外観が悪い=汚れた環境(事務所や工場など)で使われていたものの可能性もある。

ウチにあるものは1世代前のもので、光触媒自体はガラス繊維で編んだ布のように見える。
光触媒は多くのものを分解するので、分解されにくいもので作る必要がある。

ここに光が当たっていて、光は外部にも多少漏れてくる。
カメラだと結構明るく写るが、視感度が低い青紫なので実際にはさほど明るくはない。

富士通の脱臭機は活性炭フィルタに見えるものが入っているが、富士通曰く金属触媒だそうだ。
この活性炭フィルタに見える金属触媒は定期的に加熱され、付着した臭いを分解する。
これに放電管によるオゾン発生器や、高電圧によるイオン発生器が付いている。
吸着脱臭に加えてオゾン脱臭もあるので、タバコ臭なども含め様々な臭いに対応すると謳われている。
空気取り入れ口にはフィルタがあり、簡単な空気清浄機能もある。

光触媒方式は電離しやすいものでないと除去出来ないのかな?
生ゴミの腐敗臭やアンモニア系の臭気分解性能に優れるが、タバコの煙などは余り分解しないそうだ。
カルテックのものは物理フィルタは殆どない。
脱臭機は猫トイレの近くに置いていて、猫砂の粉塵も除去したいのだがカルテック製はその機能がない。

ウチでは富士通の脱臭機もカルテックの脱臭機も使っているが、猫のトイレ臭などにはカルテックの方が有効かなと思う。
先日の台風の時に停電があったのだが、停電が回復しても電源ボタンを押さないと脱臭機は動かない。
で、脱臭機を動かすのを忘れていて、それに気づいたのが猫部屋に入った時の臭いだった。
普段は脱臭機の効き目など余り気にしないのだが、それなりに効果があるんだなと思った。

光触媒は10時間ほど水に浸けて自然乾燥させると、分解性能が元に戻るとなっている。
たまに洗浄した方が良いらしいので、10時間水に浸けた。
水に浸けても水が汚れるわけでもなく、水から引き上げて乾燥させた。

ウチにはTURNED KとASP JAPANのarcがあるが、構造というか原理はどちらも同じだ。

下面のメッシュ部分から漏れてくる光もTURNED Kと同じように見える。
光触媒はアルミ基材にバインダを用いずに酸化チタンをコーティングしたものだとなっている。
洗浄その他は不要だと書かれている。

横浜時代にガラスの汚れを分解すると謳われた光触媒を使った事がある。
当時の製品はその後発売が終了しているが、効果があるんだかないんだかよく分からなかった。
ガラスに付く汚れの中には泥汚れ的なものもあり、さすがにそれは分解出来ないのではないのかな。

当時は未だディーゼル排ガス規制が行われていない状況で、首都高速道路のトンネルの照明に光触媒をコーティングすると、PMの分解が期待出来るとニュースにもなった。
光源に塗るとその光を使用して触媒がPMを分解する。

チタン系の光触媒コート剤は色々売られている。
現在は建物のガラスや外壁面用と言うよりも、屋内用としてタングステンを使って除菌や消臭を目的としたものが多い。
チタン系よりもタングステン系の方が弱い光で効果が出るらしい。

LEDライトとタングステン系の光触媒スプレーを使用すれば、除菌脱臭機は簡単に作れそうだ。
富士通の脱臭機には短波長の放電管が付いているので、これを光源として光触媒を働かせる事も出来る。
光源の側に光触媒タイルでも入れておけば、脱臭効果が上がるかも。

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