USB⇔LAN アダプタは速いのか?

USB⇔LAN アダプタは速いのか?

PCは12th Gen Intel(R) Core(TM) i7-12700 2.10 GHzでRAMは64GBを実装している。
ネットワークデバイスはIntelのi219-Vである。
インターネット接続はV6 PlusとNiftyのv4の2セッションを使っている。

マザーボードに付けられているネットワークアダプタが、PCの再起動やスリープからの復帰でなかなかアクティブにならない問題がある。
固定IPにしたりDNSを固定的に振るなどして多少はマシになるのだが、時としてネットワーク接続が遅い為に、ネットワークドライブが切断されてしまう。

上りの通信速度が遅いのも気になっている。
手持ちのUSB⇔LANアダプタを使うと速くなるのだが、マザーボードのLANアダプタは遅い。
しかし手持ちのLANアダプタはUSB2.0インタフェースであり、USBがボトルネックになり速度が出ない。
そこでUSB3.0インタフェースのUSB⇔LANアダプタを試してみた。

通信速度の測定はローカルにサーバを立てれば良いのだが、単に面倒だという理由でインター別途スピードテストを行った。
比較的混雑している時間に行ったので、速度のばらつきが多く絶対速度も低かった。
一応3回測ったが、参考程度にご覧頂きたい。

まずはマザーボードに搭載のLANでの速度を測った。
上りが極端に遅い時あり、不利に出ている。
下り単純平均:601.23Mbps
上り単純平均:175.13Mbps

次にUSB⇔LANアダプタで同様に計測した。
数字自体は異なるが、マザーボードのLANと余り変わらない印象だ。
下り単純平均:551.21Mbps
上り単純平均:234.56Mbps

何故上りが遅いのか?
以前に実験した時には、USB⇔LANアダプタを使うと上りは速くなったのに。
そこでUSB⇔LANアダプタを、PCのUSB2のインタフェースに接続してみた。
上り・下り共にUSBの速度がリミットになるが、上り速度は上がった。

他のUSB機器を外してテストすれば、320Mbps位までは行くと思う。
何故USB3.0に接続すると上りが遅いのか?
そもそも、何故マザーボード内蔵LANアダプタで上りが遅いのか?

別のPCはIPv4接続しているのだが、そちらは特に上りが遅い感じはしない。
IPv6の問題とも考えられ、NECのルータは当初上りが非常に遅かった。
それがファームウエアの改善と高速モード?みたいな仕組みの実装で、バッファロー製と同じくらいの速度になった。

現在はYAMAHAのRTX1210を使っている。
V6Plus接続でも極端に速度が落ちることはないと思うが、SpeedTestを行うとCPU負荷が最大近くにまで上がるのは事実だ。

スリープ解除時のネットワークの起動に関しては、マザーボードに実装されているものもUSB⇔LANアダプタも変わらなかった。
ハードウエアのデバイス云々ではなく、Windows側の問題ではないかと思う。

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