オイルフィルタハウジングを交換した

ミニのオイルフィルタハウジングを交換した。
交換自体は難しくはない。
だがエアコンのコンプレッサを少し移動する必要があり、固定ボルトを外してブラケットと分離したら付け直すのにえらく苦労した。
ブラケットもコンプレッサもアルミなので、ブラケットを冷やせば入ったかな。
スパンが10cmとすると100℃温度を変え0.2mmか。

足回りの整備の時も感じたが、リフトがあれば力を入れられるので何とかなる。
車の下で立ち上がってエアコンのコンプレッサを押せば良い。
しかしウマをかけて潜って作業をしている状態なので、上から手を入れてコンプレッサを押すしかない。
荷締ベルトみたいなもので、エンジンとコンプレッサを締め上げるみたいな、そんな方法が採れれば少しは良かったかも。
整備工場でエアコンコンプレッサを外さずに、ガスを抜いて配管を外してしまうのはこのため?

オイルフィルタハウジングは金属製のものを購入した。
見た感じでしかないのだが、バリもなく作りは悪くない。
オイルフィルタも付属していたが、これの品質はどうなのだろうか。
ESC Tuning(部品商)の動画では、付属のオイルフィルタは使わずに純正品に交換したと言っていた。
でもこれってESC Tuning扱いというか、自社ブランド品として売っているものなのに。

中華あるいは台湾製の金属製オイルフィルタハウジングは、これを自社オリジナルとして売っているところもある。
ECS Tuningは$135.99で、永久保証が付く。
URO Premiumは$261.99、BremmenPartsが$135.99、小林モータースがオリジナルとしているものは5.39万円で3ヶ月の保証が付く。
純正品は4万円~6万円と高く、MAHLE製で3万円前後である。

オイルフィルタハウジングを外してみて分かったのだが、BMW刻印のものではなくOEMメーカであるMAHLE製が装着されていた。
と言うことは一度交換されているわけだ。

現在の走行距離が約10万kmなので、純正品が5万kmで壊れ、OEM品も5万kmで壊れた、みたいな感じかな。
6万km対4万kmかも知れないけど。
整備工場でも客からは「交換したばかりなのに又壊れた」と言われるパーツだそうだし、パーツ屋さんも「長く乗るなら金属製が良い」と言っていた。

今回はオイル交換も一緒に行った。
オイルフィルタハウジングに入っていた分だけオイル量が減ったのでそれを補充でも良かったのだが、前回交換から5ヶ月以上経っているし又来月交換するのも面倒なので交換した。
走行距離は4千km位だったので、半年換算5千kmの走行距離は特に変化無し。
石油問題でオイル供給状態も悪化しているそうだ。

冷却液はROWEのHIGHTEC ANTIFREEZE COOLANT AN Article number – 21010を購入した。
純正品番は83512355290で、ブルーのものである。
最近のBMWではグリーンのものが指定されている場合があり、ROWE品番だとHIGHTEC ANTIFREEZE COOLANT AN 18 LC Article number – 21133になる。

OEM品では透明(無着色)のものもある。
ROWE製だと各自動車メーカの要求仕様ごとに14種類があるので、適合品を使った方が安心だ。
ブルーやグリーン、マゼンタがある。
ROWE製はメーカ純正品より少しだけ各性能が上がっているが、誤差範囲みたいなもの。

クーラントの注入はバキュームツールを使えと整備書に書かれている。
バキュームツール以外での冷却水注入は推奨されない。
これは密閉系の冷却経路で、エア抜き用のポートは付いているもの完全なエア抜きが難しいことがある。
ちなみにラジエータにドレンコックは付いていない。
(冷却水を簡単に全量抜くことはできない)

バキュームツールを購入したのだが、それが不良だった。
購入は国内のショップからで、価格は約5千円だった。
最初はエアが全く通らず、当然負圧も発生しなかった。
ショップにはとりあえず使いたいから色々試すよと連絡し、エア経路を見てみた。
構造がよく分からないのだが、エアが通る細い穴が詰まっていることが分かった。
そこでステンレスの針金を入れてみると、ネジロック剤の欠片みたいなものが多少出てきて針金は通るようになった。
しかし閉塞部があるのか?エア流量が上がらず機能しなかった。

バキューム発生部以外は三角錐のアタッチメントと圧力計の付いている部分だけなので、要するに肝の部分?が動作しない。
バキュームポンプがあったのでそれに接続して使ったが、何だかなぁ。
と思っていたら、ショップから返金するよと連絡があったので返送することにした。

同じものはAliexpressでも売られているというか、中華製なのだから当たり前か。

何やらクーポンが来ていて2.5千円(送料無料)だったので、新たに購入した。
作業が終わったから不要と言えば不要なのだが、ウォータポンプやサーモスタットハウジングが(やがて)壊れると思うので、その時のために。

冷却水系の整備をしたら加圧テストをするのだが、このバキュームツールで減圧してテストをした。
何時間か放っておいたが圧力は上昇しなかった。
なお減圧と加圧ではシールへの圧力のかかり方が逆なので、よい子はちゃんと加圧しましょう。

私は以下の作業は行っていないのだが、整備書にはエア抜き手順を踏めと書かれている。
これによって最大400mlの冷却水が(タンクから)減少するらしいのだが、通常走行を行っていれば(夏場でなければ)各部に冷却水が回ると思う。
なお通常走行した結果100ml程度の冷却水が減少した。

これは減圧している時に冷却水面が上がることでも分かる。
抜けきれないエアなのか空隙なのかは分からないが、どこかに水のない空間が存在しているわけだ。
片側にバルブがあったとしても、反対側からエアは抜けると思うのだが……

冷却システムのエア抜き作業手順
・イグニッションをオンにしてください。(エンジンはかけない)
・ヒーターの温度を最高に設定し、送風機の速度を最低に下げてください。
・FES(ドライビングエクスペリエンススイッチ)はECO PROに設定し ないでください!
・アクセルペダルを10秒間、床まで踏み込んでください。
・次にエンジンを始動してください。アイドリング回転数は自動的に1200rpmになります。

【3分後】
アクセルペダルを約3000rpmで10秒間踏み続けます。
・10秒間放置します。

アクセルペダルを約3000rpmで10秒間踏み続けます。
・10秒間放置します。

アクセルペダルを約3000rpmで10秒間踏み続けます。
・1分間放置

【5分後】
サーモスタットに自動的に電流が供給され、電動冷却ポンプが自動的に作動します。
車両内での安全対策:計器盤の温度表示に注意してください。

【6分後】
アクセルペダルを約3000rpmで10秒間踏み続けます。
・10秒間放置します。

アクセルペダルを約3000rpmで10秒間踏み続けます。
・10秒間放置

アクセルペダルを約3000rpmで10秒間踏み続けます。
・2分間放置

【9分後】
アクセルペダルを約3000rpmで10秒間踏み続けます。
・10秒間放置します。

アクセルペダルを約3000rpmで10秒間踏み続けます。
・10秒間放置

アクセルペダルを約3000rpmで10秒間踏み続けます。
・1分間放置

・エンジン始動から11分後、冷却液の充填・エア抜き作業が終了します。
・エンジン回転数は再び定格レベルに戻ります。
・サーモスタットへの電流供給が遮断され、電動冷却ポンプも再び停止されます。

冷却液のエア抜き作業完了

動画の方は最大10倍速にしているが、それでも少し長めになってしまった。

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