浴槽の謎の汚れを綺麗にする

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あるとき浴槽の汚れに気づいた。
何となく黒っぽくなっている。
それから汚れを気にしてみるようになると、徐々に汚れの範囲が広がっていく。
最初は黒っぽい所が少なかったのに、それが徐々に広がっていく。

浴槽用の洗剤で洗ってみたが取れるようなものではない。
これは汚れなのか?
それとも表面の塗装が剥がれたものなのか?

写真では分かりにくいのだが、浴槽底部の滑り止め?のデコボコのエッジが黒ずんでいる。

拡大して見てみたのだが、これが汚れなのか剥げなのか分からない。
この浴槽は防汚コートされているものなので、研磨剤で擦ってみる訳にはいかない。
そこでLIXILに問い合わせてみた。

すると以下の回答が来た。

お写真拝見させていただきました。浴槽底面が黒ずんでいること確認いたしました。
弊センターでのこれまでの同様な事例を調べましたところ下記となります。

①入浴剤 等ご使用での事例
②地域の水質による事例
③浴槽にお湯張りをする給湯器 の機能により発生する事例
となります。

これに対する対策として、「表面的な黒い汚れであれば マルシン社 万能ジュニアくん での除去をご案内をしております。」とある。
なおエコキュートなどの除菌防臭効果のための銀イオンによる黒ずみの場合は、エコキュートメーカに問い合わせろとなっていた。
銀イオンが光に反応して黒くなるのは、写真フィルムの原理と同じ様なものだ。

入浴剤… そう言われてみればバスクリンのきき湯シリーズ(白濁タイプ)を使い始めてから黒ずみが目立ってきたように思える。
それまでは全く気にならなかったし、何かを変えたかと言われると入浴剤しかない。

とにかくやってみようと、万能Jrくんを買ってみる事にした。

中身は灰色のペースト状のもの、革靴用のクリーム程度の固さである。

これを、水に濡らし固く絞ったタオルに付けて浴槽を擦る。
さっと擦るとすぐ汚れが落ちるというものではなく、何度も擦る感じだ。

万能Jrくんの成分は、界面活性剤と脂肪酸・溶剤・カルナバだそうだ。
カルナバは蝋、ワックス分と脂肪酸が汚れを溶かすのだろうか。

何度か擦ると黒ずみが取れてきた。

汚れが取れると写真では余計に分かりにくくなってくる。

浴槽の縁の上面には水垢が付きやすい。
浴槽の蓋をかぶせている部分と、フタから出る部分に汚れの付着度合いの違いがある。
余りに見にくいので画像処理で目立つようにしてみた。

水垢は少々取りにくいので、何度も擦る必要があった。
ステンレス製の浴槽や金属部分ならクレンザーの方が早いかも。

金属メッキ風プラスチックの水垢も

軽く擦って水洗いすれば綺麗になる。

研磨剤の使えない場所のクリーニングに、一つ買っておいて損はないクリーナーだ。

クリーナー全般に言える事だが、塗面や金属面などに使用する場合は、目立たない場所を擦ってみてタオルに色が付かないか(色落ちしないか)、黒ずまないか(金属分が削れないか)を確認した方が良い。

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