ユピテルのドライブレコーダであるY-115dは、30秒ごとにファイルが作られる。
想像ではあるが30秒分をRAMに溜めておき、30秒ごとにmicroSDメモリに書いているのではないだろうか。
電源が切れても書き込みが成立するように、電気二重層コンデンサでバックアップされている。
RAMがダブルバッファになっていないと、書き込み時間である1秒程度は空白が出来る。
リングバッファにすれば、必要最小容量で空白時間をなくせるかな。
実際に空白時間を見てみると、殆ど途切れはなかった。
ファイル容量はフロントカメラ画像が40.96Mバイト、リアカメラ画像が30.72Mバイトだった。
つまりフロントとリアで毎分143.36Mバイトを消費していく事になる。
128GBのmicroSDメモリを使用した場合は、14時間位の連続録画が可能になる計算だ。
ユピテルの仕様では128GBのmicroSDを使った時に、8.26時間の連続録画が可能となっているので、イベント記録用のエリアが除外されているものと思われる。
ユピテルは128GBのmicroSDまで使えるとしているが、256GBが使えたとか512GBでも大丈夫だったみたいな記事がある。 これって512GBのmicroSDが128GB分だけ使われるのか?それとも512GBフルに使われるのか?
スマートフォンに256GBのmicroSDメモリが入っているので、それを使って実験してみようと思う。
256GBが使えれば、連続録画可能時間は16時間を超えるはずだ。
画質は特に良くもなく悪くもない。
ごく普通のFHD解像度ではあるが、レンズの収差は目立つ。
ドライブレコーダのカメラは広角が一つの売りになっている事もあり、設計的には無理もあるのだろう。
矢印の黒い物体は、ルームミラーの付け根部分だ。
画角は水平方向が138度で、これはドライブレコーダの中では広角である。
中華ドライブレコーダの中にも広角を謳うものがあるが、実際には全然広角ではなかったりする。
広角の方が周囲まで見渡せて良いとは思うが、前方車両のナンバープレートの確認はしにくくなる。
リアカメラはリアウインドゥの上部横(中央ではないと言うこと)に付けてある。
リアワイパーが映っているのでおおよその位置が推定出来るだろう。
ミニはリアウインドゥが狭い為もあるが、上下方向の画角には余裕がある。
左右方向は120度しかないので、ウインドウ左側(写真で言うと右端)までは映っていない。
カメラは小型で邪魔にはならないので中央に付けても良いのだが、中央にはハイマウントストップランプがあるので、カメラ位置が更に下になってしまう。
中央に邪魔物があると結構気になるのは、ジムニーのリアに付けたドライブレコーダで経験済みだ。
後方車両が丁度ドライブレコーダで隠れてしまう。
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