現行プリウス

このあたりではプリウス自体殆ど見ないので、現行プリウスを見かける事は更に少ない。
プリウス自体の販売台数が減少していて、トヨタの販売目標台数も先代の1/3程度に縮小している。
そんな現行プリウスがスーパーの駐車場に止まっていた。
走っているところは見た事があるが、近くで見るのは初めてである。
と、見ていたら爺さんが乗っていた…
だから斜めに駐車してあるのかと、変に納得する。
最近流行ではあるが、一部女性評論家からは「気持ち悪い色」などと酷評されたねずみ色である。

30プリウスはタイヤが小さくて格好悪かったが、現行プリウスはずいぶんデカい。
どうして丁度良いサイズにしないのか?何か特徴を出したい病にかかっているんだろうな。
直径は大きいがタイヤは細い。
自転車同様に径を拡大してタイヤ幅を細くする事が、燃費に貢献するとか。
タイヤが大きくその分ウエストラインが高く、ガラス面積が少ない。

トヨタは大径タイヤは燃費の為だと言っているが、実際は17インチにした方が乗り心地も燃費も良いそうだ。
ブレーキディスクは小ささが、過度の強調されることもない。
19インチ装着車にはブレーキディスクを隠す黒色の円盤みたいなものを装着すると良い。
あの円盤って光を殆ど反射しない黒色塗装でもしてあるのか?円盤自体が黒くて見えないみたいな、不思議な物体だ。

ミニは15インチホイール装着車があるのでブレーキディスクサイズが制限される。
15インチを諦めれば大径ディスクがあるのだが、冬タイヤは15インチを使いたいので大径ディスクへの交換が出来ない。

天井が低くて狭そうな感じはするが、だからといって特別目立つわけでもない。
プリウスらしい感じもあるし、クラウンとデザイン共用なのかと思うところも。
デザイン共用の弊害としてクラウンは前席が狭苦しいとも言われるが、パーソナルカーと言うよりもショーファードリブン的な車だから、運転手さんには我慢して貰うしかない。 プリウスシフトも使いにくいと言われるが、これはもう仕方が無いかも。

プリウス自体高齢者に好まれていたわけだから、旧プリウスから乗り換えるという人も少なくはないはずだけれど、やっぱり爺さんにこのデザインは似合わないかなと思った。 トヨタカローラ店ではカローラとかシエンタ、アクアが高齢者向けだと案内している。

プリウスはファミリーカーと言うよりも、昔で言う所のスペシャルティカーだと思う。
プレリュードとかシルビアとか、ガラス面積が小さくて穴蔵チックだったのはもっともっと昔のチェリーかな。
プリウスという名前自体イメージが悪いので、中身は同じだとしても名称を変えたら良かったのに。
あるいは双子車を作るとか。


コメント

  1. ymo より:

    ミサイル発射時に段差を乗り越えやすくするために、大径タイヤにしたのではないでしょうか?

  2. レオナルドクマー より:

    大径タイヤだと、ただでさえブレーキが貧弱なのに、タイヤとホイールの慣性質量だけでも効かない予感。
    年寄りが、Aピラーが寝た車に乗ると腰を痛める予感しかない。ホント無駄にAピラーを寝かせた車が多すぎる。コストカットして衝突対策には効くんだろうけど。

  3. 親分 より:

    お久しぶりです

    乗り心地よりも大径タイヤの乗り心地?基本大径タイヤの方が乗り心地良いですからねぇ。そしてインチダウンすると細く成るんで燃費も乗り心地も良くなります。DS4にインチダウンの鉄チンホイール履かせてましたインチダウン最恐主義者です。

    まぁ、ウチのi3が19インチながら155というので、2CVの基本に立ち返ったんですかねぇ、2CVとワゴンRのBMW的解答が或る意味i3なんでしょう。

    プリウスは車高低過ぎますが、欧州で酷評された高速走行時の実燃費を勘案すりゃあ仕方ない観はありますけど、もう14万㎞に届こうとしているウチのi3からすれば、現行プリウスをそのままEV化してくんねぇかなぁ?

    やっぱ、車高低い方が走り回る時、らくですよぉ~、島根の山の中走り抜ける時なんざ、i3は車高高過ぎてEVの低重心があってもきついですもん。

タイトルとURLをコピーしました