オイル交換時期

SL500やC180、CLS350はオイル交換インターバルが1.5万kmごととなっていた。
両方の車共に新車から2,000km時、5,000km時、1万km時(以降5,000km毎)にオイル交換していた。
CLSは殆ど乗らない時期があり、1年(距離は数百km)で交換していた。

シグナスXは2,000kmとか3,000kmが指定だったかな、オイルフィルタが付いていないのとオイル量が少ないので、インターバルが短かった気がする。 スカイウエイブは3,000kmだったか、最近はオイル交換インジケータが点く前に交換してしまっている。
余り距離を乗らないが、全く乗らないわけではないという、オイルにとっては過酷な条件だからだ。

ジムニーは5,000km毎が指定だが、ここで使っているとシビアコンディション相当だろうな。
とは思いながらも平均約4,000kmで交換していた。
高回転を多用するターボ付き軽自動車で、油温も上がりやすく過酷である。
シビアコンディションの2,500kmごとのオイル交換が必要かどうかはよく分からないが、4,000km〜5,000kmごとは少し長すぎたかなと思っている。

ミニは余り回転数も上がらないので、ジムニーよりはエンジン負荷はずっと低い。
メーカ指定が1.5万kmなので、その半分位で良いかなと思っていた。
しかしSL500やC180の時は5,000km毎に換えていたし、やはり5,000km位が良いのかな。
なおVOを書き換えればオイル交換アラートのインターバルは変更出来る。
ただし設定した距離が最長であり、エンジン稼働時間その他によって変動するようだ。
VOで設定出来るインターバル値は”8KA”から”8KP”まであり、最長は24,000km/2年で最短は8,000km/1年となっている。(車によって異なるかも)

前にも書いたが、オイルの色が(新品時と)変わったら使えないとか、3,000kmを超えたら使えないというオイル屋の言うことを聞く必要は無いが、根拠があれば1,000kmごとの交換も否定する気はない。

Youtube系ショップAでは、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン共にエンジンオイルは3,000kmごと、ATFは1万kmごとの交換を勧めている。 オイル交換時には、新油と共に遅効性フラッシング剤を入れるようだ。
料金は高いけれど燃費で元が取れると宣伝している、北国のケミカル屋さんである。

名前を聞くことも多い整備工場Bでは、ガソリンターボエンジンが5,000kmごと、NAが7.5千〜1万kmごと、ディーゼルは4,000kmごと、ATFは5万km〜7.5万kmごとの交換を勧めている。

ソアラの時は頻繁にオイルを換えていた時期があって、それは油温がかなり上がる走行をした後だ。
油温が140℃とか150℃に(短時間ではあるが)なるので、走行毎に換えていたこともある。
当時のオイルは120℃限界説だとか、130℃が限界みたいな事も言われていた。

写真はGOING(中古車店)が、車を見る時にはオイルフィラーキャップを開けてみましょうと言っている動画の一部だ。
左は「走る度にオイル交換をしている」、中央は「5,000km〜10,000km」でオイル交換をしている、右は「25,000km〜30,000kmでオイル交換をしている」車だそうだ。 オイル焼けと潤滑性能の相関は又別の問題なのだが、比較としては見て分かりやすい。

こちらは23.5万kmを走ったワゴンRのエンジンだ。 オイルはカストロールGTXを使い、5,000km〜4,000kmごとにオイルを換えていたそうだ。
カストロールのオイルはオイル焼けしにくいのかな?

海外のサイトなどでいくつかのオイル劣化に関する記事を見てみた。
テストは鉱物油なので、最近の全合成油とは異なる可能性がある。
オイル自体の劣化と、オイルに不純物が含まれることによる性能低下があり、不純物濃度が高まることでオイルとしてのトータル性能の低下が早まるというもの。
車両や使用条件が書かれていなかったが、4,000kmあたりから不純物濃度が高まり、5,000kmあたりで不純物による性能低下が見られはじめ、7千kmでは粘度変化が現れるみたいな感じだ。 電子スピン共鳴分析計を用いたフリーラジカルの計測でも、4,000kmを超えると清浄分散作用の減少が明確になるとされる。

だいぶ前だがオートメカニック(雑誌)で、オイル交換インターバルとエンジン内部の汚れの比較みたいな記事があった。
5,000km毎の交換での状態は普通、1万kmだったか1.5万km(これがメーカ指定だったのかな)だとスラッジの蓄積が見られた。 私自身オートメカニック誌は余り信じないところがあって、オートメカニックだかオカルトメカニックだか分からないような記事もあったのだ。

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