ミニにワックスがけをしたことはあるが、下地処理をしたことはない。
余り汚れていなかったので良いかなと、そのままにしていた。
今回は屋根とボンネットだけではあるが、極細目コンパウンドで磨いてみた。
屋根に樹液が付いてしまい、それを落としたかったこともあるのだが…
残念ながら樹液をコンパウンドで落とすことは出来ず、プラスチックのスクレーパーでポロっと取った。
従来はウイルソンの鏡面コンパウンドを使っていたが、ソフト99の超鏡面用9800の方が幾分拭き取りが楽だ。
ウイルソンは220g入りでソフト99は300ml入り、価格はどちらも千円位である。
塗面を削れないことはないが、粒径が1μmなので手磨きでは殆ど削れない。
古いワックスやコート剤を剥がすのに使える程度と考えれば良い。
コート剤やワックス、ガラスコート剤も酸性クリーナで落とすことが出来る。
酸性クリーナなら擦らず落とせるのだが、塗面への影響もあると思う。
鉄粉取りの話でも書いたのだが、最近はケミカルが流行っている。
作業が楽なので良いとは思うが、塗面へのダメージもあるので取り扱いには注意したい。
酸性クリーナを使って塗面が曇った場合は、曇りを取る為にある程度削る必要がある。
コンパウンドで磨いた後はワックスを掛けて作業完了だ。
特に汚れているわけでもなかったので、凄く艶が出たとかキズが消えたとか、目立った変化はなかった。
もし塗面の曇りなどがある場合は、粒径10μm〜50μmのコンパウンドで磨いた方が良い。
その後で5μm→1μmで磨けば鏡面になる。
ちなみに粒径10μmは2000番の紙やすり同様なのだが、コンパウンドは研磨剤が柔らかい。
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