ロービーム車検対策?

最近ヘッドライトがまぶしい車が増えた感じがする。
光量が多いと言う事ではなく、従来よりも上を向いているような気がする。
何故かなと思ったのだが、車検のロービーム検査に関係しているのではないのか?
ダイハツの車がまぶしいのはメーカ出荷時のライト光軸調整がアレだからだとか。

写真はこちらのサイトのもので、詳しく説明されている。
LEDバルブの位置や角度に関しての説明もある。

別のサイトでは車検対策として、光軸をギリギリまで上にするという話が書かれていた。
写真の黄色の枠内にエルボー点が存在すれば良く、一方で光量の最大点はエルボー点よりも下にある。
つまりエルボー点を出来るだけ上に調整すると、最大光量点も上がるので規定値をクリアしやすくなる。

エルボー点がハッキリ出るプロジェクタヘッドライトは調整幅が少ないそうだ。
逆に(カットラインが出ないものはそもそも調整が出来ないが)曖昧なものは調整シロが大きいという。

ヘッドライトに曇りがあるとカットラインが出なくなってしまう。
これでは車検に通りませんね、ヘッドライト交換ですとなれば10万円~30万円位の部品代だ。
一部(?)整備工場やディーラではこれが売り上げに貢献しているとか。

磨いて直すことも出来るので、磨き屋さんも仕事が増えたようだ。
黄ばみが少なければ数千円の料金だが、多少の黄ばみなが車検は通るのではないだろうか。
と思ったらそうでもなくて、ノーマルでもギリギリの車もあるのだそうだ。
黄ばみやヒビが多いと研磨が必要になり数万円の料金を提示している所もある。

ジムニーのライトは市販の研磨キットやコンパウンドで磨いてみたが、殆ど改善されなかった。
サンドペーパで磨けば復活したかも知れないが、そこまではやっていない。
以前に書いたように、破損部もあったので中古のヘッドライトに交換した。

部品が出てくる車は良いのだが、部品の入手が困難な車は困る。
リフレクタの再メッキなんて話もあるが、蒸着メッキなので難しそうだ。
不安があれば今のうちにテスター屋さんで測って貰った方が良い。

今は未だ行われていないがOBDによるチェックも行われるようになる。
インジケータや表示ではなく、OBDによる故障呼び出しで適/不適を判断するそうだ。

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