最初はカローラだったかなぁ、その後マークXもあった。
マークXが売れていた頃、マークXと名前を付ければ売れるに違いないとFF車にマークX何とかと名前を付けた。
マークX自体はFRレイアウトのセダンで、FF車とは何の関係もない。
今だとヤリスがそうだ。
普通のヤリスとGRヤリスはシャーシもエンジンも、全長もホイールベースも違う。
名前こそヤリスだが、全く別の車である。
内装はそこそこ似せて作ってあるが、完全に同じとは行かなかった。
ヤリスクロスに至っては、デザインも異なる。
名前はヤリスだが車は別物という感じ。
同じ車に別の名前を付けるのが双子車、三つ子車だ。
マークII/クレスタ/チェイサーが三つ子、今だとアルファード/ベルファイアの双子と、ボクシー/ノアの双子、これらが同じシャーシなので双子同士が親戚みたいなものだ。 ノアに乗っている人は、いつかはアルファードと夢見ながらノアで我慢しているなんて記事があった。
でもシャーシは同じなのだから別に良いんじゃないのかな、趣味性の高い車でもないし。
レクサスブランド版は、トヨタブランド版と多少違えて作られている。
手を加えやすい内装や装備品などが異なる。
LSが未だ売られているとすれば、もう7~8年前の車になる。
LSはレクサスブランド専用車だと思うので、販売台数的に見てもモデルチェンジ出来ないのだろう。
GRヤリスのタイヤは205/45R17~225/40R18と常識的サイズだ。
トヨタの最近の流れから行けば細くて大径のタイヤを使いたくなると思うのだが、競技用ベース車両としてはパフォーマンスの最大化が優先されるのか。 GRヤリスの実燃費は10km/l前後と、ハイチューンエンジンらしい一面を見せる。
コンパクトカーとしては(今となっては)良い燃費とは言えないが、272馬力も絞り出すのだから燃費は我慢しないと。
RX350h(ハリアーのレクサス版かな?)の燃費が7km/l前後で、ガソリン代が嵩むとPostがあった。
これに対してアルファードは5km/l台だよとか、ランクルは4km/l台だぜと足枷の重さ自慢的燃費自慢?が展開されるのだった。 燃費は車重が支配的だから、2t~3tとなれば燃費は悪くなる。
ヤリスクロスは今は売っていないのかな。
例の不正問題で、豊田章男氏は「基準より厳しい試験をしていたのだから文句はないだろう」「法規に定められた基準はクリアしている」「不正の撲滅は無理」「よかれと思ってやってしまった」と正当化した。 豊田氏がいくら熱弁した所で、国際基準からの逸脱を正当化は出来ない。
だってそれが基準なんだから。
豊田氏の「俺たちがルールだ発言」が国交省の逆鱗に触れたとか。
国交省はトヨタの不正は国連基準にも反しているとみて調査しているとか。 国連基準違反となればVWの排ガス不正問題に次いで大きな問題に発展する可能性がある。
株主総会では個人趣味のモータスポーツに力を入れている、経営をしっかりやれと会長は批判された。
トヨタの最高益を支えたのは紛れもなく豊田氏で、安全より利益、性能より利益、誠実より利益を追求した結果は明確だ。
モータスポーツも若年層の取り込みに寄与している訳で、それまでの老人専用車からの脱却という足がかりを作った。
勿論それによる歪みは大きいが、株主的には利益が得られればそれで良いのだから文句はあるまい。
なお質問を受けた豊田氏は、言葉の意味を語り始めた。
Q:ガバナンス不全ではないか?
A:ガバナンスを勉強すると、統治、管理、支配を意味する言葉。その語源は、船の舵をとり導くこと、とある(略)…
…(略)院政や道楽と言われてしまう。院政を調べると、昔、後三条天皇が摂関政治から脱却するために、早く引退して政治を行う事がきっかけになったとある。(略) 老害だなと書こうと思って年齢を調べたら、68歳と意外に若かった…
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