マニアと呼ばれる人の全てが悪いなんて事は決して無いが、迷惑行為を行う人間が交ざるのも事実だ。
撮り鉄問題は度々ニュースにもなるが、マニアがマニアとしての行為を実行する為に手段を選ばないみたいな、自己中心的使命感を持ってしまう。 これは鉄道マニアだけではなく、全ての事で同じ現象が起きる。
老害の極致だと言われるアマチュア無線でもそうだし、高齢ライダー問題、一部の自転車乗りも然りだ。
例えばソフトバンクが携帯電話事業に参入した時、熱烈なマニアは孫さんを神であるかのごとくたたえた。
楽天に関しても同様で、今は微数ではあるが熱烈なファンが存在している。
ファンとマニアは違うぞと言うかも知れないが、一部の人たちの特殊性は似たようなものだ。
プリウスマニアなどもそうで、事故が多いよ危険だよと言われても聞く耳を持たなかった。
販売台数が多いから事故は比例的に増えるのが当たり前だと言った。
しかし保険料率問題を突きつけられると、車が悪いのではなく乗っている人間が悪いと言う事を変えた。
さらには「俺は事故を起こしたことがない」が合い言葉となったのだ。
ハイブリッド車が普及するとそうした人は徐々に姿を見せなくなる。
あれほどプリウスを持ち上げていた人が、さっさとEVに乗り換えてハイブリッドは駄目だと意見を変えたりする。
今はEV乗りが目立ち始めているが、初期の頃のプリウス乗りが一斉にEVに手を出し始めたと言う事か。
トヨタや日産のディーラにはe-mobilityPowerの充電設備が置かれている場合がある。
e-mobilityPowerの充電器を見つけたテスラ乗りが、トヨタや日産のディーラに入って充電する。
テスラ乗りに言わせれば、自分はe-mobilityPowerの会員なのだから使う権利があるという。
ディーラ側は、私有地に勝手に入ってこられるのは困るという。
テスラ乗りは、だったら勝手に入るなと張り紙をしておけと怒る。
ディーラは預かった車なども置かれていてスペースも広くはない。
解放された充電設備ではないし、客から預かった車も置いているので万一事故が起きたら大変だと。
声をかけて貰えれば周りに車をどけるなどで対応はするが、勝手に使うのは勘弁して欲しいと説得する。
これに対してテスラ乗りは、だったらe-mobilityPowerの充電器を置くな、一々声をかけるのは面倒だと反発する。
一部トヨタディーラでは150kWの充電器の一般利用を許可し始めた。
1時間換算3,600円で予約を受け付けている。
これに対してぼったくりだ、高すぎる、トヨタ製EVが無いから(他社製向けだから)高いのだと書かれる。
しかし1時間で100kW分が充電出来るとすると、36円/kWhなのだから普通ではないのか?
それ系のEV乗りって、電気はタダだとでも思っているのかな?
テスラは航続距離が長いから街中での充電なんて要らないゼと言っている一方で、血眼になって充電設備を探している姿もあったりするのか。
ウチの玄関にも勝手に入ってくるなと張り紙をしておかないと、誰かが勝手に入ってきてスマートフォンの充電でも始めるのかな。
繰り返しになるが、多くのEV乗りは常識を持ち合わせている。
しかしほんの少し、例えそれが0.1%であっても目立つ行為が行われれば全体が悪だとみられてしまう。
何とか一家のランボルギーニ問題も同じで、ディーラへの立ち入り禁止だとか様々な措置を執るも絶滅しない。
結果としてランボルギーニの価値自体を落とす事になる、みたいなコメントをランボルギーニ社が言っていたっけ。
この撲滅作戦により、メーカ指定ではないパーツを付けたりするとディーラへの立ち入り禁止措置が執られ、何とか一家ではないオーナもディーラに入れなくなったと嘆く。
ストロボライトやLEDを付けたデコ・ランボルギーニが、そのままの姿で中古で売られていたりする。
これらのアクセサリを外しカーラッピングを剥がすには100万円以上かかるそうで、その分安く中古に出ている。
欲しい人からすれば、買ったらすぐに大黒PAに行けますよ、みたいな感じかな。
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