FUEL1は何が変わったのか?

ワコーズのFUEL1は燃料添加剤なのだが、何度かマイナーチェンジしている。
ワコーズによれば成分を凝縮・濃縮したのだそうだ。
しかしPEA含有量は変わっておらず、酸化防止剤などを入れたとか。
これによって難燃性になり、第二石油類から第三石油類に分類が変わったそうだが、これはかなり以前の変更時だ。
最近では半年ちょっと前位?にマイナーチェンジしている。

ワコーズにはプレミアムパワーという添加剤があったが、これは廃止された。
プレミアムパワーはパワーアップを謳った添加剤なのだが、実際にはパワーは上がらなかったという検証がいくつか行われた。
そのプレミアムパワーの代替がFUEL2だそうで、パワーアップを目的としたと営業マンは言っている。
ただしパワーアップすると公式には書けないそうで、説明文書には汚れの付着防止や潤滑性向上となっている。
何故パワーアップするかというと、FUEL2には酸素が含まれているからだと同氏は言っている。
まあケミカル類の説明は根拠がハッキリしないものが多いので、こんなものなのだろう。

ガソリンが170円/リットルとすると50リットルで8,500円になる。
FUEL1やFUEL2が2,000円前後なので、これを入れるという事はガソリン単価が210円換算になることである。

ワコーズではFUEL1を500km又は半年ごとに2~3本(回)続けて使うことで効果が発揮されると言っている。
1リットルで15km走る車だと750kmで50リットルを消費する。
これを2~3回繰り返すと2千km前後になり、その後はFUEL2を入れると良いそうだ。

F&FではFUEL1やFCR-062の実験をして、確かにピストントップなどは綺麗になる。
吹き返しでバルブも綺麗になるかと思ったが、これは殆ど変わらなかった。

ピストントップが綺麗になって何が良いかと言われると…
気分が良い、位なものだろうか。
厳密には圧縮比が適正化されるとか、部分的な過熱が防げるとかもあるのだが、ギリギリまでチューニングしたエンジンでもない限りは余り関係がない。 ピストントップの掃除だけなら、高価な添加剤を入れる必要はない。

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