イギリスを脅したように、今度は日本政府に圧力をかける。
これは豊田章男会長の得意とするところで、弱いものは跪けと圧力をかける。
社長交代以降はマシになったと言われるが、いわゆる下請けいじめも豊田章男会長の得意な分野だ。
言う事を聞かないのなら仕事を出さないぞ、その一言で価格を上げさせない。
製品に関してのコストダウンもすさまじいという。
これまでと同じコストで作っていたのでは、これまでと同じ利益しか出せない。
デザイン共用化、部品の共通化、クラウンにはボンネットダンパーすら付けない。
こうした積み重ねで空前の利益を叩き出した訳で、利益こそ全てだという強固な方針がうかがえる。
で、豊田会長が何故怒っているかというと、国交省がトヨタを指導したからだ。
豊田会長は国が決める基準より厳しい試験をした、不正ではない、100歩譲るなら単なる間違いに過ぎない、それでも文があるのかと怒った。 国交省は法に基づいて粛々と検査を進める、終わるのは8月ですよと言う。
他のメーカも一時期生産停止となったが、既に生産を再開している。
豊田氏は国交省の動きが悪いのはトヨタいじめだとして、訳の分からん事をやるならトヨタは本社を海外に移すぞ、それでもいいのかと脅した。 オラオラ系を絵に描いたような豊田会長の前に、国交省はひれ伏すのだろうか?
メディアには「強い者をたたくのが使命と思っているかもしれないが、強い者が居なかったら国は成り立たない」として、自らが最強アピールをした。
SNSでは「日本から出て行きたいのならさっさと出て行け」「豊田章男の脅しが又始まった」「不正の正当化と逆ギレか」
豊田氏の「ジャパンラブの私が日本脱出を考えているのは本当に危ない」との発言に対しても、「自分で本当に危ないと言われてもねぇ」「危ないのはお前自身だ」など批判される。
また「日本のサイレントマジョリティーは、自動車産業が世界で競争していることに、ものすごく感謝していると思う」と、大多数の日本人はトヨタに感謝の意を表していると語った。
企業減税とその代わりの消費税アップ、消費税を上げた事による輸出企業の還付金増大など、もしもトヨタや経済団体が政治に口出しをしなければ、日本はもっと住みやすくなっていたのかも。
豊田章男氏からすれば、俺は日本一の企業のトップに立つエンペラーだ、と言う所だろう。
しかしこれではトヨタの従業員もしらけ気味なんじゃないのかなぁ。
豊田氏が推進した過度なコストダウン、無理な納期短縮が徐々に歪みを増大させ、そして不正へとつながったのではないのか。
などといった所で豊田氏は聞く耳は持たない、だってエンペラーだもん。
コメント
どうやらいつものマスコミによる発言の切り取りの様です。
https://bestcarweb.jp/news/business/929265