静岡市の猛暑日日数は1991年と2020年の10日が最高だった。
その記録を超えたのが一昨日だったが、今年はまだまだ記録が更新されそうだ。
「静岡市 猛暑日継続日数 過去最長になるか?」とのタイトルのニュースが出たのが2020年の8月11日だった。
この時には継続日数が過去最高になるかもねと書いている。
昨日記録を超えたのは継続日数ではなく、年間猛暑日日数だ。
2023年には「静岡市の真夏日の日数「71日」に 1940年の観測開始以来過去最多更新」とのタイトルで記事が出た。
年間の平均気温上昇率は数字としてあるわけだから、その自然上昇分を加味して考えると毎年記録更新なんて話にならなくなったりして。
静岡市が暑いのは南西側に山があるからで、南西から熱い風が吹くと局地的フェーン現象が起きる。
風向きが北西方向に変わると、今度は北側の山から吹き下ろす風でフェーン現象が起きる。
一般的に沿岸沿いは温暖な気候になるのだが、南西の風が吹いている場合はその風が陸地と海を遮るエアカーテンのように働くそうで、静岡市周辺は熱気がこもりやすくなる。 ただし昔から暑かったわけではなく、グラフを見て分かるように40年で1℃くらい平均気温が上がっている。
ここは山の上なので比較的涼しいのだが、買い物などで町の方に降りていくと暑い。
この辺りは渋滞が余り無いので未だ良いが、渋滞時にエアコン全開となると充電制御車ではバッテリー負荷が重くなる。
冬だとバッテリートラブルで始動不良が多くなるが、猛暑の中では走行中(渋滞中)にバッテリー電圧が下がりエンジンが止まってしまう車が増えると、ローカルニュースで言っていた。 ハイブリッド車は燃費確保の為、走行用バッテリーから補機類バッテリーへの充電を一定の条件下でないと行わない。
補機類の為に走行用のバッテリー電力を使ってしまうと、燃費データが悪化するからだ。
エンジン稼働中も必ずしも補機類バッテリーを充電出来るとは限らず、トヨタやマツダの一部ハイブリッド車はバッテリー上がり問題を抱える。
ジムニーの場合だとブロワを最大風量にするとバッテリー電圧が下がる。
発電量より電気負荷の方が多い状態になり、電圧がドロップする。
通常は13.9V~14.1V辺りなのだが、12.5V前後まで下がる。
これでバッテリーが上がるほどではない(電圧が下がり続けるわけではない)が、何しろこの時期だと最大風量でも車内が暑い位なので、ライトを点ける夕方には更に厳しい状況になった。
JB64は冷房が良く効くのだとか。
ただオートエアコンの出来が良くなく、制御が雑だと書かれている記事があった。
オートエアコンの制御は結構難しくて、家庭用エアコンと同じような温度を一定にするだけでは不満が出る。
日照強度やその方向などを見て、乗員に陽が当たるか否かで吹き出し口や風量を変える必要がある。
ミニはレインセンサとライトセンサと日照センサが一緒になったものが使われている。
いくつかの太陽電池版と、いくつかのフォトダイオードが見える。
エアコンの設定温度は23℃にしてあって、ずっと変えていない。
冬になったら温度を上げると思うが、今のところはこれで良い感じだ。
コメント