手強いスラッジ(1)

インテークポートとインテークバルブの清掃に、キャブクリーナを使った実験とバーダルD-A-Cを使った実験を以前行った。
バーダルD-A-Cよりキャブクリーナの方が効果的だったわけだが、海外のサイトを見ても(いわゆる)点滴方式でカーボンを除去しようとするバーダルD-A-CやワコーズのRECS的なものは効果が低いと書かれている。 一時期はRECSが流行ってRECS施工店は売り上げを上げたそうだ。
RECSは(表向きは)一般市販していないので、専門店での施工という事になり付加価値を呼んだ。

RECSの施工自体は1~2万円だそうだが、これだけでは済まない。
エンジンオイルが汚れたはずだからとオイル交換1万円、CORE502オイル添加剤2万円を入れ、FUEL1とFUEL2とCORE601燃料添加剤1万円を入れ、ATFにもCORE701添加剤2万円を入れ、エアコンにはA052添加剤5千円を入れると結構な金額になる。 この辺り、あらゆる添加剤を持っているワコーズの強さだ。
燃料添加剤は3~4種類あり、全部入れても良いよとワコーズは言っている。
でもまあ高いお金を払うと効果を感じるという法則?どおり、エンジンが静かになった、吹き上がりが全く違う、燃費が良くなったなどなど、絶賛されたのである。

ガラクタを整理して廃棄する時に、スカイウエイブのIN/EXバルブが出てきた。
エキゾーストバルブに付いた固形物はサンドペーパで削っても中々落ちないようなものだが、インテークバルブはカーボンが付いている程度のものだ。 そのインテークバルブにバーダルD-A-Cを付けてみたが、カーボンが綺麗に落ちるわけではなかった。
落ちない事はないし、擦れば多少落ちるのだが、吹きかけただけで綺麗になるものではない。

キャブクリーナを吹き付けると、泡が留まる事もあってバーダルD-A-Cよりは余程綺麗になる。
拭き取ればほぼ綺麗になるし、そのまま放っておけばじわじわとスラッジは溶け出す。
ただこれもミニで実験したとおり、吸気と一緒に吸わせても大きな効果は期待が出来ない。

最後の実験として、というのは大げさでもあるが、カーボンを一度落としてしまうと再度付着するには時間がかかるので、とりあえずは最後と言えるかも。 数万km走れば又汚れると思うが気の長い話なので、カーボン最後のあがき実験である。
で、その最後の実験はバルブに直接キャブクリーナを吹きかけてみる。
来月には重い腰を上げたい&注文しているパーツが入ってくると思うので、試してみる。

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