台風進路

台風7号は千葉県沖あたりを通過する予想になっている。
千葉県南部で風雨が強まるのは16日の午前中から夕方あたりか。
気象協会によると関東の瞬間最大風速(3秒平均値)は60m/sだそうだ。
瞬間最大風速は最大風速の1.5倍程度との事なので、最大風速は40m/s前後と言う事になる。

ウエザーニュースによれば最も発達すると思われる16日には、台風の中心付近の最大風速が40m/sに達するとしている。
気象庁の予想は三宅島の80km沖で最大風速40m/s、瞬間最大風速60m/sとなっている。
関東地方で瞬間最大風速が60m/sになると記事を書いたのは、元銀行員の吉田友海という方である。

Googleで吉田友海を検索すると、平野有海が出てくる。
まあ、”海”はマッチしているんだけど。

最大風速20m/s前後の風が吹くと被害が増大し、家屋の一部が壊れたり、トラックが横転する場合もある。
吉田友海さんの言うように風速60m/sになると、木造家屋の多くが倒壊し、立木や電柱が折れ、看板などが吹き飛ぶ。
竜巻ではこうした被害が出るので、竜巻の超広域版だと思えば良いかも。

最大風速40m/s以上を実際に陸地で記録したケースもあり、家屋の倒壊などで多くの被害が出ている。
最大風速40m/s以上の風が吹く事は日本全国で数年に1度は発生していて、多くは沖縄である。

2019年の台風15号は東京湾を進み、高圧電線の鉄塔を倒壊させた。
この時の瞬間最大風速は50m/s前後だったそうだ。
これにより約2千本の電柱が折れ、2基の高圧送電線鉄塔が倒壊し、ゴルフ場の鉄塔が倒れて住宅を押しつぶした。

伊豆半島でも最大風速20m/s前後の風が吹いた事があり、複数本の立木が折れて道路を塞いだ。
2018年の台風24号は静岡県浜松市付近で風速30m/s以上となり、静岡大停電を発生させた。

この時期に大停電が起きると、冷蔵庫の中のものが腐り、冷房が使えなくなる。
復旧が早ければ良いが、停電が数日にも及ぶと相当な支障が出る事になってしまう。

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