静岡県西部でも、神奈川県西部でも大雨による浸水の被害があった。
本日午後には以下のメールが来た。
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令和06年08月30日12時30分
静岡県 静岡地方気象台発表
土砂災害警戒情報が発表されました。
伊豆市:警戒
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凄い雨というわけではないが、降り続く時間が長く降り始めからの総雨量が300mmに近づいた。
山道は川のようになり水深は3cm~4cmといった所だった。
普段は水のない小さな川は砂利や泥を巻き込みながらの濁流となっていた。
大雨が降って水没するような地域の人は、車を立体駐車場に避難させる。
台湾では大雨や台風の予報が出ると、橋の上に車を持っていく。
横浜でも一部エリアの人は立体駐車場に車を避難させ、客はいないのに駐車場は満車という状態になる。
平塚では水深の深い所だと50cm位まで水が溜まったそうだ。
水深が20cm位で車の中に水が入ってきてしまうと思うので、50cmだと被害が大きくなる。
ユーザに出来る事はバッテリーを外しておく位で、こうしておけば電源が切れるので制御ユニットの損傷を軽減出来る。
水が引いたら真水で良く洗う事で、放っておくと泥が固まって流せなくなってしまう。
車室内の非防水タイプのコネクタは、エアで吹くなどして水分を除去しないと接触不良の原因になる。
洗浄は水道水よりイオン交換水の方が良いのだが、贅沢は言っていられないか。
洗浄後は油脂類の点検や交換を行い、エンジンや駆動系の正常性が確認出来て初めてエンジン始動を試みる事が出来る。
静岡県の企業だったか、水没防止用の巨大ビニール袋的なものを作っている。
車をビニールで囲ってしまって水没を防ごうというもの。
そうしたものがあれば良いが、ない場合はコンクリートブロックでも役に立つ。
コンクリートブロックの一番厚みのあるものは19cmなので、これをタイヤの下に入れればかさ上げが出来る。
2段積み重ねれば50cm位の水深だと水没させずに済む。
ただし20cm以上タイヤを上げなければいけないので、パンタグラフジャッキでは無理かな。
戸建てにお住まいの方ならコンクリートブロックと土嚢と排水ポンプで、被害軽減が出来る。
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