・買いたい家電のトップは「ロボット掃除機」
Roombaが欲しいとは言っていない、かな。
買いたい家電のトップがロボット掃除機という調査結果も怪しい。
・米国人の約2.5~5倍の“不満”を抱えている
これは日本人が云々と言うより、Roombaの性能が低いと言う事だ。
家具にドカンとぶつかって傷を付ける、動作音が大きく集合住宅では使いにくい、床や絨毯に対する攻撃性が高い、畳の部屋で使えば畳がすぐに傷む、耐久性に乏しく部品交換が必要など。
・2in1ロボット掃除機を認知していない
床拭きロボットは認知していると思う。
何故それを使わないかと言えば、綺麗にならないからだ。
うちでもブラーバは使っているが、手で拭き掃除するほどは綺麗にならないしクイックルワイパーにウエットシートを付けるよりも綺麗にはならない。 シートの床に対する面圧が低く、拭き掃除と言うより撫でているだけだからだ。
猫トイレから出てきた猫の足跡を拭き取る位は出来るのだが、その程度である。
しかもブラーバの第一世代は四角い部屋を丸く拭くみたいな感じで、拭き残しがありすぎる。
拭き残しに関しては現行モデルで改善されていると思うが、市販のシートが使える(ランニングコストが安い)のは、初期型モデルのみなのだ。
・ロボット掃除機のメンテナンスも面倒に感じる傾向にある
これは当然の事で、ロボット掃除機に掃除をさせるより、ロボット掃除機自体の掃除に手間がかかれば本末転倒だ。
同様な事はダイソンの掃除機にも言える。
ゴミが直接ダストボックスに入るので捨てる時に埃が舞いやすい。
ダストボックスの形状的に、ゴミが全部さっと捨てられるわけではない。
フィルタにも埃が詰まるので、都度掃除機でそれを吸わないといけない。
回転ブラシには糸くずなどが絡みつき、放っておくとシャフトに絡んで発熱し、シャフトやガイドが溶けてしまう。
この回転部分と軸受けの設計の雑さは従来から変わっていない。
金属類を使わない軸受けはプラスチック同士の接触となり、徐々にすり減ってガタガタになる。
ベアリングまでは要らないにしても、もう少し頭の使いようがあったと思う。
こうした点を改善したのが中華掃除ロボットだ。
そして中華掃除ロボットが売れてRoombaがシェアを落としている。
しかしアイロボットジャパンは、何故シェアを失ったのかが分かっていない。
コメント