昔々に、プラグの接地電極に穴を開けると着火性能が上がるという話があった。
雑誌か何かで紹介されて、プラグを加工(1mm程度のドリルで穴を開ける)する人がいた。
理屈としては火炎が燃焼室の半径方向に広がるのみではなく、下方向(ピストンの方向)にも広がるというもの。
穴を開けるとエッジが増えて火花が飛びやすくなる。
接地電極の向きをベストに調整するという話の時代だったと思う。
前回接地電極の向きの話を書いたら、マツダのエンジンはプラグの向きが指定されていると教えていただいた。
Skyactive-Xがいかにクリチカルなものであるかの象徴のような感じだ。
しかしこの事から、接地電極の位置が燃焼状態を変化させる事が明らかになったと言える。
NGKはイグニションプラグの価格を(10月からかな)1割~3割値上げをするそうだ。
交換を考えている人は早めに買っておいた方が良い。
コメント
穴開けは工具が無くて試しませんでしたけど中心電極を斜めに削る
のはやってました。
改造Xプラグ、左手の法則でタキオンパワーがどうたらとか・・・
難しい事は解りませんがハッキリとした効果がありましたよ。
レオーネ1800、チョークを引いて始動、半分戻してから乗り込み
アクセルの反応をみながらチョークを戻して行くのですが
明らかに戻し時間が早くなりました。
効果を感じられなかったUFOパワーコイルやガンスパークより
余程、有益でした。