125ccの原付一種

原付一種が50ccから125ccの制限になる。
出力は4kW以下と規定される。
125ccの普通のエンジンだと12Nm位のトルクを発生する。
10Nmほどのトルクを発生するエンジンの場合は、最高回転数を3800回転位に制限すれば出力が4kW以下になる。
原付一種の殆どがスクータタイプではないかと思うので、低回転型のエンジンが問題になる事はないだろう。
回転数を抑えれば燃費も良くなる。
ただし単気筒エンジンなのでアイドリング回転数が高く、アイドリング回転~最高出力回転までの幅が狭くなる。
エンジンクラッチを2000回転でつなぐとすると、最高出力発生回転数まで1800回転しかない。

マニュアルミッションのバイクだと回転数の上昇と共に出力が上がる特性が好まれる。
この場合はトルクを落とさないと出力がオーバしてしまうし、カムプロファイルなどで低回転型エンジンにすると、高回転まで回らない。 吸気絞りで出力抑制は出来るが、トルク抑制はしにくい。

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