便利屋によるバッテリー交換費用が約4万円かかったという。
原付なのでバッテリーは2.3AhのBM4A-BSである。
Webには出張費ゼロ円、コミコミ8800円と書かれている。
確かに明細を見ると出張費は計上されていない。
8800円はバッテリー復旧サービスであり、交換は別という扱いだそうだ。
なお復旧がどういう作業なのかは明記されていない。
バイクのバッテリー(市価2千円程度)が1.2万円なので、自動車用バッテリーだと10万円以上になるのかも。
この便利屋はフランチャイズで、募集のページには以下がある。
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33歳業界未経験者の収入
初月75万円
3ヶ月目95万円
1年1ヶ月120万円
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二輪車だったらセルの電流もさほど大きくはないので、ジャンプスタート用Li-ionバッテリーで始動出来そうだ。
四輪車の場合はLi-ion/FeLiPO4バッテリーで鉛蓄電池を充電し、それでスタータを回す感じになる。
能書き的にはセルを回せますとかピーク電流3000Aとか書かれているが、現実的には難しそうだ。
これは12Ahのバッテリー搭載と書かれている。 10C放電で120A、小型車ならいけるかな。
電気二重層コンデンサ方式もあり、これは電気二重層コンデンサの電荷でセルを回せる。 車のバッテリー電圧が残っていればそこから、モバイルバッテリーやスマートフォンからも充電が出来る。
電気二重層コンデンサの換算容量は20Wh程度らしい。
・オルタネータ不良やライトの消し忘れてバッテリーが上がった場合
バッテリー自体は生きているのでLi系のバッテリーで救済出来る可能性が高い。
電気二重層コンデンサ型は、鉛バッテリーに電圧が残っていればそれで電気二重層コンデンサを充電する。
なので極端に電圧の下がったバッテリーでは、電気二重層コンデンサを充電出来ない。
この場合はスマートフォンから電気二重層コンデンサを充電するなど、他の方法を考える必要がある。
・バッテリー突然死のような、バッテリーの内部抵抗が上がってしまっている場合
内部抵抗が高いバッテリーは充電してもダメなので、Li系のバッテリーでの始動は厳しい。
電気二重層コンデンサタイプは、バッテリー電圧があれば(場合によってはかなり時間がかかるが)電気二重層コンデンサを充電出来るので始動出来る。
Li-ionバッテリーを車に積んでおくのは余り気が進まない。
LiFePO4なら未だ安全性は高いが、いずれにしても満充電で車やバイクに積んでおく必要があるので、管理が必要だ。
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