テスラスーパーチャージャーの料金は何度か値上げされている。
現在は以下だそうだ。
・0-60kW:45円
・60-100kW:95円
・100-180kW:150円
・180kW以上:245円
実際に10%残量→80%まで充電すると4500円前後(車両や温度によっても異なる)になる。
ガソリン価格換算だと10km/l走る車同様という事なので、電気代の高さが分かる。
これでも消費税しかかかっていないわけだから、もしガソリンの生の価格(税金を除いた価格)で比較したら、EVの不経済さが浮き彫りになる。 日本の電気代では難しいのかな。
ヤマト運輸は一部でEVトラックを使うが、充電時間が問題だそうだ。
供給電力や充電器のコストが問題になり、台数が増えると充電が間に合わなくなるとか。
現状でガソリン車並みのランニングコストを維持するには、安価な契約の自宅充電しかない。
深夜電力(の、契約が出来る地域)ならば安価に充電が出来るのだが、供給電力量には限りがある。
今は深夜電力契約が廃止された所も多く、北国の蓄熱暖房のコストが上がってしまって使えないなんて話も聞く。
深夜料金や夜間料金がないと、基本料金や再エネ賦課金を含んだ1kWhあたりの電力価格が40円前後だそうだ。
(地域で30円台から50円台まである)
モデル3のカタログ電費が7km/kwh位かな、実使用(停車中も電力を消費しているのでその分も含めて)で4km/kwhとすると20km走行するのに200円かかる。 これで17km/l走るガソリン車と同じくらいだ。
ITmediaは以下のように書いている。 --
このときの電費は、平均時速5km/hで3.64km/kWhでした。
この渋滞のまったく同じ区間を比較的順調に平均時速29km/hで走行した際は3.34km/kWhだったので、渋滞時の方が電費が向上しています。 --
EV推進派はガソリン車より維持費が安いと宣伝しているが、それは電気代が上がる以前の話だ。
少なくとも経済性を考えるとEVには乗りにくくて、それはリセールバリューが絶望的な事もある。
2024年5月の輸入車取り扱い中古車屋のデータによる新車購入5年後の残価率は、モデルXが3割前後、モデル3も3割前後、モデルSが2割前後となっている。 それでもテスラは未だマシで、BYDのATTO3やリーフは2割台だ。
充電中でも冷房が効く、EVなら快適な状態を維持出来ると自慢げに話す人もいる。
でもこれってエネルギを使っているわけで、お金がかかっている。
確かにアイドリング禁止条例のある東京都などでは、ガソリン車で同様な事はほぼ不可能(電動コンプレッサの車なら可能)だが、高い電気を使って停車中の車の空調をするのは、エネルギの無駄なんじゃないのかな。
コメント
親分です、
テスラのスーパーチャージャーは増加はするものの、イオンのチャデモでアダプター噛ませて充電するのが流行ってます。
未だ通りかかったスーパーチャージャーでテスラが充電しているトコを見掛けた事がございません。福岡と、北九州と、広島限定ではありますが、、
チャデモアダプタ、使って良いようになったんですね。
一時期は使ったらアダプタか充電器か車両が壊れるよと、テスラがアナウンスしていました。
車両側に関しては壊れると言うより、何かしらの保護が働いて充電出来なくなるみたいです。
最大出力電圧が450V以上の充電器なら大丈夫だとの話もありました。
テスラが出した昔のチャデモアダプタは5年経っても壊れないそうですが、
最近のテスラが売って居るチャデモアダプタは1年しか持たず、充電器出力が半分以下になるとか、
50㎾hながら100A出力モデルにテスラが集中して、どちらも壊れた哀しいイオンがウチの近くにあったりします。
i3で14万キロ超えたので、次はどうするか?非常に困って居る私です。
サービスとか信頼性とかの面はアレですが、電費効率は(たぶん)世界一ですね、テスラは。
日本ではFSDというよりSSD(セミ・セルフ・ドライビング)ですが、これもかなり進んだ技術ではないでしょうか。
BYDとどちらが優れているのか、みたいな話もありますが。