昨日のエンジンの写真を探している時に、古い写真を色々見ていた。
冬用の車が必要だと言う事で、とりあえず走れば良いと言うレベルのジムニーを買ってきたのだった。
まだCLSも置いてあったのだが、山の中では小型の車の方が取り回しが良い事もあってCLSには殆ど乗らなくなった。

CLSは7万km位しか走っていなかったのに対して、ジムニーは購入時点で14万kmだった。
山の中の荒れた道でも難なく走れるジムニーは面白かったが、燃費がCLSと変わらないのは何とも。
結局CLSには殆ど乗らないまま売ってしまう事になる。
軽自動車は車庫証明も要らないし税金も安いので、気軽にと言うのは変かも知れないが買うのが楽だ。
もっともジムニーはその後6年以上乗ったわけで、初回登録から18年超の割増税額になった。
割増税額は2015年から始まったのかな。
いわゆる平成の大増税、支持率最低の森 喜朗総理時代に10%増が決まり、アベノミクスによって15%に引き上げられた。
格差拡大政策も自動車増税も、景気が良い頃なら有効だったとは思う。
格差拡大でより上を目指す人が増え、増税されるならと新車に買い換える人が増える筈だった。
しかし実際には平成不況から抜け出せなかったばかりか、歴代首相の中でトップのGDP下落率という結果になったわけだ。
票集めには熱心で自民党は議席数を増やした。
まあその結果として統一教会や経済団体の言いなりにならざるを得なかったわけで、法人関連税を下げて消費税を上げろという経済関連団体の方針にも逆らえなくなった。
消費税マジックや円安誘導で一部自動車メーカは利益を上積みしたが、それは設備投資にも給与にも反映されず、どこかの広大な土地を買ったりしたんだったよなぁ。
トヨタはEV反対路線を貫いたわけだから、自動運転技術開発も悪だとしたのだろう。
ICEでも自動運転は不可能ではないが、エンジンの出力制御レスポンスだとかトランスミッションが必要な点で難しさが増す。
さすがに世界に後れを取るのは… と言う事で日本でも自動運転関連の技術開発が行われてはいるが、世界に追いつくのに何年かかる事か。

電費性能や制御技術はおそらく世界最高水準、信頼性は最低だけれど。
電費性能に関しては、カタログ数値より大容量の電池を積んでいるんじゃないの?と言われるほどだ。
日本ではインフラの問題、リセールバリューの問題で、これはテスラがと言う事ではなくEV全体のマーケットが小さい。
これもトヨタの思惑通りになった訳で、個人的にEVが最善とは思わないが、自動車開発や先端技術という面で世界に後れを取ったのは大きなマイナスだ。
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