グラフはこちらのもの。
KDDIもソフトバンクも3Gの停波を行い、それに伴う純減が記録されている。
しかしこれまでにも停波を経験し、巻き取りにも余裕があるKDDIは落ち込みが少ない。
一方でソフトバンクは大幅な落ち込みとなっている。

ソフトバンクによれば(能登地震で)3G停波を遅らせたために、ネットワーク再構築のスケジュールがずれ、OpensignalでKDDIの後塵を踏む結果となった(石川氏の記事より)とか。
限られた基地局内のスペースや電力を考えると、3Gの設備を撤去してからLTEなり5Gの設備を入れたくなるのは分からないでもない。
コストを最小にしようとすれば、入れ替えて行く事が最善になるが時間がかかる。
KDDIは予め新設備を導入し、時期が来たら3Gを停波していくようなやり方だ。
従って電源の切られている設備が基地局内に残っている事もある。
当時(かなり前)KDDIは、オーバラップして設備を整えないと両方使えなくなる時間が出来てしまうから、一時的には基地局内が窮屈になると言っていた。
このあたりは事業者の方針一つなので、何が正しいという話でもない。
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