イオシスに新品未使用品が大量入荷だそうだ。
仕入れ担当者は売れると思ったから仕入れたのだろうが、買い取り値はいくらだったのだろう。
売価24,800円では売れないと思うけど。

発売されたのは2021年なので3年前になる。
デザインが古臭い事、既に忘れ去られた存在である事から、もっと以前の製品だと思わせるものがある。
バルミューダは昨年約21億円の赤字を計上している。
今年は特損の影響がなくなるので数字的に赤字額は減少するも、黒字にはなっていない。
付加価値を売る的商売なので、ヒット商品が出れば一気に財務状態が改善する可能性はある。
願いをかけたその一つがスマートフォンだったと思うのだが、これに関しては企画やデザインの敗北としか言いようがない。
他の家電製品で大きな失敗はなかったのに、何故スマートフォンはああなってしまったのか。
寺尾玄氏はAppleをおおいに意識し、iPhone3を更に安っぽくしたようなデザインを考案した。
高品質を目指すスマートフォンとは相反するデザインテイストとなったわけだが、格好悪いけれど何故か味があると言われたフィアットのムルティプラのようにはなれなかった。

単に格好悪いだけ、安っぽいだけ、確かに古くささは認める、みたいに評される事になる。
史上希に見る失敗作となったBALMUDA Phoneは、その後1円での投げ売りもされたがそれでも在庫は残った。
発売時のAndroidバージョンは11で、後に12へのアップデートが行われた。
寺尾玄氏は長く使えるスマートフォン、使えば(プラスチック部分のシボが摩耗で薄くなるなどして)味が出る、是非長く使って変化を楽しんで欲しいとした。
しかしOSアップデートは2回で終了、メンテナンスパック的なものも終了した。
売れないBALMUDA Phoneにコストをかければ、会社が終了してしまうと言われながら…
コメント
ちょっと検索しただけですが新品の買取価格がイオシス13,000円
じゃんぱらはなんと17,000円でした
そこからするとアクセサリ付きで24,800円は妥当なのかも知れませんが
すいません最後一行が送信できなかったようで一行追加で
欲しがる人が何人いるのやら(asciiの記事だと在庫は2400台だそうで)
机に置いて操作できない不便さなんかちょっと試用すればわかるはずなんですけどね。
さすがにあの欠陥を誰も気づかないとも思えないので、それを指摘できないような社風なんだろうなと想像します。
そんなメーカーが良いものづくりができるとは思えないですね。
あといくらデザイン重視とはいえスペック軽視し過ぎですね。家電とか自動車は基本的に最大スペック絞り出して動かさないからバレないけど、スマホはスペックの違いに気付きやすいというのは盲点だったのでしょうねw
丁度コレくらいの価格だったかと見てみたら
https://iosys.co.jp/items/smartphone/desire/simfree/desire_22_pro/283989?gad_source=4&gclid=Cj0KCQiA0fu5BhDQARIsAMXUBOL_eSoSZLV3nRuowAy9AU_R1skB86sf2PtuJ_Y622E40l1Rj7Ymj4EaAjPyEALw_wcB
大分安くなってますね。
重いことをのぞけばコチラの方が良いような
695にしては珍しくイヤホン刺せるし