ラバープロテクタント検証開始

KUREのラバープロテクタントは、ゴム製品の保護を目的としたケミカルだ。
どの程度の効果があるのか?
本当にゴムの劣化が防げるのか?
検証してみることにした。

スプレータイプのコレは、シリコンスプレーのような感じがする。
ゴムに吹きかけると表面が濡れたようになるが、やがて乾いて元通りというか未処理と変わらない風になる。

実験としては輪ゴムにこれを吹きかけ、陽の当たる場所に放置する。
輪ゴムは比較的劣化が早いので、夏頃になったら引っ張って切れるかどうか試してみようと思う。
ラバープロテクタントを吹き付けた輪ゴム6個、未処理の輪ゴム6個、室内保管した輪ゴムを比較する。

輪ゴムの実験だけではたいした量は使わないので、車のゴム系パーツにも吹きかけてみた。
付けると少し色が黒っぽい艶に変わるが、すぐに乾いて元通りのゴム色になる。
ウエザーストリップなどに吹き付けてみたが、ベタベタすることもなく何も変わらないと言えば変わらない。

成分は非公開だが、シリコン系のものだと思われる。
シリコンにフェノール系や6PPDなど硫黄系の酸化防止剤でも混ぜたのだろうか。
石油系溶剤を使ったものがラバープロテクタントで、シリコンを乳化させて水性にしたものがポリメイトやアーマオールプロテクタントだと言えそうだ。
アーマオールプロテクタントは乳白色の液体だったが、パッケージと共に内容物も変わり今は透明になったらしい。
成分も変わったとの話だが、シリコン規制に引っかかったとか?

コメント

  1. saku より:

    ゴムに浸透とあるので可塑剤のような動きですね。
    PPDもフェノール系です。
    汚染性老防なので茶色になりそうです。

    • FnF より:

      ありがとうございます。
      スプレーした痕が白っぽくなる事があるらしいです。
      輪ゴムは今のところは変色していません。

タイトルとURLをコピーしました