不要な壺があったので、底に穴を開けて植木鉢にしようと思った。
素焼きのものなら穴を開けるのは難しくはないが、硬質の焼き物は割れやすい。
穴を開ける周辺に厚手のテープを貼り、それを水の中に浸けてコンコンやったがダメだった。
ダイヤモンドドリルは持っていないので、ドライバーとハンマーで。

底の部分がボコッと割れてしまったので、エポキシ系接着剤でくっつけた。
陶器は比較的接着強度が出るし、割れた面同士で支え合ってくれる。
小さな破片で足りなくなったところはエポキシで埋め、ちょっと大きすぎるけれど三角形に割れたところを水抜き用の穴にした。
エポキシ系接着剤は工業用として広く使われている。
2液性の場合は保管期限を長く出来る事、金属などの接着強度が高い事、化学的に安定な事、非溶剤タイプが実現できる事などがある。
接着剤や充填剤、塗料としても使われる。
小学生の頃だったか、工作にエポキシの接着剤を使った事がある。
セロテープで型を作り、その中に絵の具で着色したエポキシ系接着剤を充填した。
セロテープの糊面側に接着剤が付くようにすると、セロテープを剥がすように型からエポキシが分離できる。
絵の具を沢山入れると接着剤の強度が下がってしまうので、余り混ぜすぎてはいけない。
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