ディーゼルエンジン用のオイルは清浄作用が強いので、これをガソリンエンジンに使うとエンジン内部が綺麗になるという理屈がある。
実際にテストしている方が居て、顕著ではないが効果はあると言っている。
一方で清浄分散作用を高めることは他の効果を下げてしまうことであり、摩耗特性が良くないと言っている動画もある。

最近のオイルではディーゼル・ガソリンエンジン兼用のものもあるが、お互いに求める性能が異なるので専用のものを使った方が良い。
BMWではガソリンエンジン用のLL01とディーゼル・ガソリン兼用のLL04規格があるが、番号が多い(つまり01より04)方が良い訳ではない。
環境性能あり、耐摩耗性ありで、エンジンオイルも年々難しくなってくる。
メーカの認証を取ろうとすればかなりのコストが必要になるわけだし、認証が取れなければ売れ行きに影響が出る。
同じ成分だとしても認証オイルは価格が少し高いのはこのあたりにも要因がある。
API承認を取るのに年間約80万円、メーカの認証を取るには2千万円近くのコストがかかる。
オイルとは関係ない、余り関係ない、いや多少は関係あるかな。
トヨタエンジンに於けるピストンリングの張力の推移の話が面白い。
測定は少々手荒ではあるが、それでも傾向は掴める。
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