5月上旬は10年に一度程度の高温になると気象庁は発表した。
日本気象協会は、「程度」を抜いて10年に一度の高温かとした。

しかし1日も2日も余り気温が上がらず、雨天となった2日の最高気温は14℃に届かなかった。
その後ゴールデンウイーク最終日となった6日にも雨が降って10℃前後、東京の最高気温が14℃と気温は上がらなかったのである。
さすがに寒くて日中にも暖房を使うという、それこそ10年に一度程度の低温となった。
気象庁は以下に予報を変えた。
暑くなるのは5月の初旬じゃなかったよ、中旬だったと言い直したのだった。
気象庁は5月5日(月・こどもの日)、「高温に関する早期天候情報」を発表しました。「高温に関する早期天候情報」は、その時期としては10年に1度程度しか起きないような著しい高温となる可能性が、いつもより高まっているときに発表されるものです。

当然日本気象協会も煽りまくるのだが…
5月7日は東京の最高気温が23℃、伊豆のこの場所では20℃ちょっとだった。

その後も9日だったか、さすがに寒くて暖房を使った。
梅雨寒という言葉はあるが、未だ梅雨入り時期ではない。
しかし!5月10日に富山県で、瞬間的ではあるが30.8℃を観測した。
30℃を超えていたのは1時間ほどで、その1時間後に気温は約20℃まで下がった。
前線に向かって吹く風によるフェーン現象と、前線通過後に寒気が入ったためだ。
ちなみに東京の最高気温は22℃だった。
10年に一度の高温が来ないまま、今度は警報級の大雨だと騒ぎ始めた。
だがこの予報も外れ、余り雨が降らないまま天気は回復した。

大げさに報道するのはマスコミも同様なのだが、本当の危機時に誰も信用しなくなる。
1ヶ月予報は修正が間に合わなかったのか?暑い予想そのままだ。
太平洋側ではそうでもないが、日本海側は暑い日があったとの事。

結局5月中旬も気温は余り上がらず、それでも平年並みの気温で推移した。
下旬になると暑い日が3日ほどあっり、東京の最高気温がやっと30℃を超えた。
勿論10年に1度みたいな高温にはなず、その後は涼しい5月に戻ったのであった。
5月下旬に入り最低気温が10℃ちょっと、最高気温が15℃に届かない日もあり肌寒かった。
月末は雨が降ったこともあり、気温は12℃位だった。
3ヶ月予報(北日本以外)で6月は暑い確率が6割、7月と8月は5割の予想だ。

気象庁は暑い夏になるとの見方なのだが、漁師は涼しい夏になるのではないかという。
理由は黒潮の蛇行で、これによって海水温が変化することで夏の暑さが和らぐ可能性があるそうだ。

5月の暑さ予報、夏も暑くなるとの事で高温に強い稲を植える農家が増えた。
所が5月は予想に反して気温が上がらず、生育に影響が出ているという。
元々稲は暑さよりも寒さに神経質で、これまでも冷害に強い品種が開発され続けてきた歴史がある。
山のタイムラプス
南東方向のタイムラプス
南西方向のタイムラプス
夕焼けのタイムラプス太陽高度:地平線+1度
夕焼けのタイムラプス太陽高度:地平線±0度
夕焼けのタイムラプス太陽高度:地平線-1度
夕焼けのタイムラプス太陽高度:地平線-3度
夕焼けのタイムラプス太陽高度:地平線-4.5度
夕焼けのタイムラプス太陽高度:地平線-6度
コメント
予報より堀越さん経由の漁師さんの方があてになりますなw
自分も家庭菜園やってますが、今年は気温上がらず発育悪い。
今日は草刈りやってましたが虫が意外に少なくて今年は冷夏かもな?
とか思った。
自分は色々トラブルで今年の畑は出遅れたけど冷夏で追いつけるかな。
東海地方だと近年の暑さでは露地栽培夏場は不可能なので
冷夏の方が良い気がする。
もちろん全体では冷夏は大問題ですが。
コメに関しては不作になってもカメムシの大量発生が問題なってたので
それで解決すればありがたいかな。