晴天時でも発電量が250W程度までしか上がらない。
気温が低いときにはもう少し発電量が上がるが、外気温30℃ではこの程度まで落ちる。
中華ソーラーパネル自体の劣化も勿論ある。
汚れに関してはたまに高圧洗浄機で洗っていて、洗うと一時的に温度が下がって発電量が増える。

経年劣化に対して、京セラは以下のように書いている。
この記事のテーマであるように、太陽光パネルは経年劣化によって徐々に発電量を落としていきます。発電出力保証を20年〜25年としているメーカーが一般的で、とくに26年目以降の発電量には顕著に劣化が表れはじめます。
京セラの太陽光パネルは長期信頼性が高いことで知られており、たとえば京セラ佐倉事業所の太陽光パネルは設置から36年目の2021年時点でも発電出力低下率は17.2%※2に留まっています。
メーカによって書き方は様々なのと、具体的な劣化度合いを示している例は少ない。
CISは高温に強く劣化が少ないとされているが、発電効率の点でシリコン系に勝てずソーラーフロンティアはCISから撤退した。
劣化したソーラーパネルでも発電自体は可能だが、屋根に重りを乗せているようなものだ。
しかしパネルを交換するとなると撤去費用と処分費用が20万円前後かかると言われ、それに新規パネルの費用が加算される。
家庭用ソーラーシステムであればこの程度なのだが、メガソーラーとなれば廃パネルの量が桁違いだ。
原発でも同じなのだが、ものに寿命がある以上は廃棄コストが発生する。
メガソーラでは膨大な量のソーラーパネルが廃棄されることになり、それは再資源化がしにくい。
原発も同様に大量の放射性物質が出てきて、これをどこに捨てるかが問題になる。
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