昨日の車両火災

横浜新道を走っていたら少し渋滞していた。
自然渋滞かなと思ってトンネルを抜けると三角コーンが見えたので、工事か何かかなと思った。
少し走るとアルファード(ここではアルファードとするが、ベルファイアかも知れない)が見え、煙が出ていた。
その後の情報によると、私が見たのは車両火災発生1分後位のようだ。

消火活動は行われておらず、道路会社の人がコーンを並べていた。
通報から短時間のうちに駆けつけ、規制が行われた事になる。
車両には炎が見えたが、ボンネットと言うより車室内に見えた。
ワンボックスの場合は車室内にめり込むように、フロントガラス下端より車室内側にエンジンが搭載されている(ワイパーの真下がイグニションプラグ位)ので何とも言えないが。
一応エンジンルームと車室間には隔壁はある。

ワンボックスの場合はエンジンルームが狭くゴムホース類が過酷な状況に曝されるが、アルファードの場合はデザイン上ボンネット高を高くする必要がある、エンジン上部は結構ガラガラだ。
アルファードは前方排気(ラジエータ側にエキゾーストマニホールドがある)なので、車室側はあまり高温にはならない。

燃えたのがハイブリッド車だとするとバッテリーが搭載されている。
ハイブリッド用のバッテリーは前部席の下側(ハイエースでエンジンが積まれている部分)だが、Ni-MHなので電池自体が燃える事は少ない。
配線類は燃えるかも知れないし、電池が高温になる事はある。
ただそう簡単に発火はしないように設計されている。

残るは車室内に置かれた何かから火が出たケースだ。
スマートフォンやモバイルバッテリーかも知れないし、ポータブル電源かも知れない。
キャンピングカーじゃないから車内で火を使っていたとは考えにくいが、あり得ない話でもない。
車の付近には2人の人がいたので、この方たちが乗員だったのだろう。

その後の動画もXにPostされていたが、防音壁も黒焦げになってしまった。
道路会社の車に消火器は積まれているのだろうが、爆発の危険があるから近づけないのかな。
私が見たときは未だ炎が小さかったが、激しく燃えている状況では爆発の危険があるので横は通りたくない。
火災発生17分後のPostがある。
消防隊が駆けつけたときにはほぼ全焼状態だった。

コメント

  1. HM より:

    鳴りっぱなしのクラクションが車の断末魔の悲鳴のようで痛ましいです。
    以前JAFか何かの車両火災実験でも燃える車のクラクションが鳴りっぱなしになったりハザードランプが勝手に点いたりといった事象を見たことがありますが、たまたま回路が短絡したとかでなければ、周囲に火災を知らせるために意図した仕組みがあるのでしょうかね?

    • tnk より:

      ヘッドライト、クラクション、ハザードなどは、大電流ということも有り、リレーを経由で電源を供給している場合が多いです。
      リレーのコイルのマイナス側に制御接点がある場合、そこが水没すれば主回路が通電します。

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