斜面にもタンスを置きたいので、水平な面を作る。
最初は低いところをかさ上げしようかと思った。
発泡スチロールの箱を置いて高さを見ているが、だいたいこの箱の高さ位の所に板を張れば水平になる。
ビニールシートは土が舞わないようにかけているだけだ。
地下は乾燥しているので、土埃が舞う。

当初は高い所に合わせて水平面を作る予定だったのだが、高い所を切り崩して低いところに合わせて水平面を作った方が楽そうだと思った。
斜面になっているところを掘ってブロックを立ててみている。
一応木の板で土を抑えているのだが、余り意味はなかった…

ブロックを立てずに使った方が良いのだが、その場合はブロックを切って長さを調整する必要がある。
ディスクグラインダで切ればいい話なのだが、中途半端な破片が出来て数が足りなくなりそうだった。
また買ってくればいいのだが、この暑さの中での土木作業にぐったりで…
写真のようにコンクリートブロックを立てると3個並べてピッタリなので、横着をする事にした。
コンクリートブロックの接合面には鉄筋を入れる。
モルタルで仕上げる部分は、いわゆる鉄筋の代用として金属製の枠のようなものを入れた。
最初に作った方には1個、この場所には2個入れた。
ちゃんとした鉄筋のメッシュではないのだが、無いよりマシという事で。
モルタル面を水平にしたいのだが、私の腕では不可能に近い。
水平面を見ることはレーザ墨出し器を使えば良いので簡単だし、その場所に木の棒を当てればモルタルの高い部分と低い部分が分かる。
しかし分かったからと言ってそれが修正できるかというのはまた別の話で、水平に近づけることは出来ても、完全に綺麗な水平面には出来ない。
ならし用のトンボみたいなヤツでもあれば多少は良いのかも知れないが、ウチにはない。
レーザで線を引いて、その線ギリギリまでモルタルを乗せていく。

ブロックよりも少し高いところまでモルタルを乗せて、ブロックの上部もフラットにする。
斜面側はブロックを縦にして2段積んだ。
鉄筋は入れたけれど、普通の積み方よりは弱いだろうな。
まあそれを言ったら、ブロックの埋まっている部分が少ないのでブロック全体が傾くかも。
上から土が崩れてくるような圧力は(ほぼ)加わらないのと、傾くなり崩れるなりしたらその時又考える。
下の写真の斜めの棒は、コンクリートが固まるまでブロックを壁の方に押さえつけているものだ。

コンクリートブロックの上面までモルタルを乗せた。
多めにモルタルを乗せ、出来るだけ水平になるように余計なモルタルを落としていった。

縦に積んだブロックの後ろ側、コンクリートブロックと土の間に余ったモルタルを入れた。
これで下の段のコンクリートブロックと上の段のものが、背面でもモルタルでくっつくことになる。
強度的には何もしないよりは多少は良いかな、くらいの感じだ。
ブロックの後ろ側にも鉄筋は入れた。
今回は珪砂と川砂?を使ったのだが、珪砂は乾燥しているのでモルタルを作るときに多くの水を必要とする。
それと同じ感覚で川砂でモルタルを作ったら、シャバシャバのものが出来てしまった。
仕方がないので砂とセメントを足して粘度を調整した。
珪砂を使い切ってしまったので、ホームセンタで川砂を買って来て使ったのだった。
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