戸籍謄本が必要になる事は滅多に無い。
滅多に無いのだが、全くないわけではないので取得を試みる。
本籍自体は運転免許証をリーダアプリで読み取れば見る事が出来るのだが、他の事項が知りたい場面があった。
実際には知りたい事は謄本に書かれていないという、馬鹿な話になってしまったのだが、謄本取得が結構面倒だったというお話である。
まずはマイナンバーカードを使って、コンビニで取得する事を考えた。
おそらくこれが最も簡単でもっとも安価だ。
セブンイレブンで取得しようとすると、事前申請が必要みたいな画面になった。
これが戸籍証明書交付の利用登録申請ってヤツで、事前にこの申請をしておく事が必要な自治体があるのだとか。
コンビニの機械からこの申請が出来る仕組みになっているのだが、何故か出来ない。
そこで市役所に行って試してみるが、これも同じメッセージが出て申請できない。
勿論申請が出来ていないので、電子申請で謄本を取る事も出来ない。
市役所の人の話によると、この申請が上手く出来る機械と出来ない機械があるのだとか。
セブンイレブンがダメだったらローソンでやってみるなど、色々やれば出来るかも知れないですよとの事。
そんなに不安定なシステムなのか…
申請できない場合はどうしたら良いのか?の質問に対しては、窓口で取れますよと言われるのみだった。
市役所の発行機も使えないので、窓口で謄本を取る。
窓口で謄本の写しが欲しいと言うと「あそこに自動機があります」と言われ、そこでまた自動機では取得できない事の説明をする羽目になる。
伊豆の市役所にも自動支払機が導入されていて、謄本の写しの取得代金は450円だった。

謄本は取れたから良いのだが、コンビニで取得が出来るように申請をする事にした。
申請はこちらのページから行う事が出来る。
同ページに”B.コンビニ等のキオスク端末から申請する”項があるが、そもそもこれが不可能だったので”A. インターネットで申請する(ご自宅のパソコンに接続するカードリーダーが必要です)”しか道は残されていない。
なお書面での利用申請は出来ないそうなので、コンビニ端末でエラーが出る場合はカードリーダを買うしかない。
スマートフォンからの申請が出来るかどうかは不明なのだが、スマートフォンでの申請が可能であるならカードリーダは必要ない。
PCによる申請に必要なものはマイナンバーカードを読み取るためのカードリーダで、以前に購入した安物カードリーダを使う。
カードリーダにマイナンバーカードをセットし、JPKI利用者ソフトを立ち上げておく。
JPKI利用者ソフトは度々バージョンアップされているので、念のため最新版に更新した。
JPKI利用者ソフトを立ち上げておかないと、途中から先に進めなくなる。
(待ち続けても何も起きない状態になる)
あとはWebの指示に従って本籍地と氏名や電話番号を入力すれば良い。
うまく行けば署名用電子証明書暗証番号の入力を求められ、それが正しければ申請データが当該自治体に送信される。
申請すると数日で利用が可能になるとの事だが、利用可能になりましたよなんて通知は来ない。
申請ページのステートを見るページで、申請番号を入力すると結果が見られる。

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