関西では乾電池を冷蔵庫に保管するそうだ

1Fの冷蔵庫には飲料などが入っているというか、飲料用になっている。
他には保冷剤だとか、冷凍の餌(魚用)とか、薬品類、余り使わない動物用医薬品、電池類も入っている。
電池は冷蔵庫に入れるなみたいな事も言われる(結露のため)が、関西方面では冷蔵保存がスタンダードだとか。
化学変化ものなので低温保存した方が、自己放電は抑えられる。

FDKのシミュレーションによるNi-MHバッテリーの温度依存性のグラフがある。

冷蔵庫であれば10℃以下なので、真夏の室内とはかなり温度が違う。
自己放電を気にするような保管期間にはならないという方もいるとは思うのだが、単一電池とか単二電池は滅多に使わないので保管期間が長くなりがちだ。
滅多には使わないが、使いたいときもある。
そんな時のために単三電池を単一形に変換するものもあるんだけどねぇ。

他にはバックアップ用の一次電池も保管してある。
これはリチウム系かな?四角いパッケージに入ったものとか、円筒形のものなどがある。
購入が面倒なので複数個買ったのだが、バックアップ用なので5年位は出番がない。

ボタン電池は腐食や液漏れしにくいのだが、絶対大丈夫というわけではない。
ボタン電池類も無ければ困るが、使い切らずに残っているものもある。
冷蔵庫から出した電池は手で握っていればすぐに暖かくなる。
冷蔵庫の温度なのでさほど低くはない。

冷蔵庫内が8℃で室温が20℃の場合だと、部屋の湿度が50%だと結露する。
従って冬場は結露の心配は余り要らない。
夏の場合は湿度が高いので、例えば湿度が70%位だとすると温度差が5℃程度で結露が起きる。

Li-ion組電池も冷蔵庫に入れたくなるかも知れないが、BMSが結露防止になっていない場合は避けた方が良い。
メーカ製のBMSだと樹脂コートされているものが多いのだが、中華互換品だとそうでもない。
非密閉型の組電池の場合は、BMSが結露して動作不良になる恐れがある。

コメント

  1. コルホーズ1号 より:

    関西出身の80代の母が乾電池を冷蔵庫で保管していたのは、関西の習慣だったのですね。長年の疑問が解消しました。
    私は室内で犬を飼っており、犬のいる部屋はエアコンを作動させたままなので、その部屋の引き出し内に乾電池を保管しています。

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