夏頃から大繁殖をしている草がある。
夏の間はさほど汚い感じではなかった。
しかし気温が下がると葉が枯れ始め、緑色のまましおれて茎から垂れ下がり、かなり見た目が悪い。
葉が茶色になり乾いて枯れる感じではなく、緑色のまま漬物のようになって湿っぽい。
群生していて背の高いものだと1m以上になっている。
茎の感じはアザミみたいな、直径は3cm位あるが木化していなくて柔らかい。
写真だとよく分からないと思う。
群生しているところを撮れば良かったのだが、既に草刈りをしてしまった。
中央にあるのがその草で、一応周りはボカしたのだがボカシが足りなかったかな。

茎の下の方を切り出すとこんな感じ。

昨年までは生えていなかったので、どこからか種が飛んできて一斉に芽が出たのだろう。
と言うことは来年も又コイツが大繁殖するのかな。
枯れる前にたんぽぽ的な綿毛の付いたような種子を飛ばすのだが、風が吹くと一斉にそれらが飛んで蜘蛛の巣などにも引っかかる。
息を吸い込むと種子も吸い込みそうと言うのはいささか大げさだが、とにかくそんな密度で空中を彷徨っている。
種が沢山飛ぶという事は発芽率が低いのだろうが、もしかすると来年の夏には至る所にコイツが生えるのかも知れない。
現在はツユクサが台繁殖しているエリアも、この植物に変わるのか?
だったらツユクサの方が未だマシだなぁ、コイツはとにかくデカい。

コメント
アキノノゲシだと思います。
私の家の周りにも次々と生えてきています。
花が咲くのは良いのですがその後の見た目がわるいですよね。
ありがとうございます。
アキノノゲシを調べてみると、食用にもなるのだとか。
枯れ始めたあの姿を見ると食べる木は失せるのですが、まあ元気な姿は菊に似ていると言えばそうですね。