地下には単管で作った棚を置いている。
ここに引っ越してきて2Fのバルコニーを直したのだが、その時に足場として使った単管である。

コンプレッサや発電機、大型の電動工具などを置いている。
この棚はちゃんと作ろうと思って作ったのではなく、余った単管で組んだけ、みたいなものだ。
そのうちちゃんとしないといけないなと思いながら、既に8年経過したことになる。
ジャネーの法則とは恐ろしいもので、8年はあっという間に過ぎ去った。
で、適当に作った棚なので単管を地面に置いただけだ。
地面というか、そもそも地下の地面は傾斜していて南側ほど低くなっている。
その低くなった場所に元々置いてあった乾いた木などを敷き、更にコンクリートガラなどを積んだ。
その上に単管を立てていたので、単管が沈み込む+埋めた木材が腐って地面自体が沈む事で棚が少し傾斜してきた。
傾斜したらクランプの位置を変えて修正すれば良いのだが、枯れた木材などが徐々に土に帰ることで地中に空間が生じ、その分だけ地盤が下がる。
そもそも木材など埋めなければ良かったのだが、ここに置かれていたものをそのまま埋めてしまったような感じだし、今更掘り返すことも出来ない。
で、コンクリートを流し込んでしまう事にした。

鉄筋で地面を突いてみると、コンクリートは流し込めそうな感じ。
余り固く練るとダメだが、柔らかめにすれば入っていきそうだ。
今回は手抜きをしてインスタントモルタルを買って来た。
モルタルにしたのは、隙間に入り込みやすいだろうと思ったからだ。
コンクリートガラが上に乗っているので、最初に水をかけて湿らせる。
そこに柔らかめに練ったモルタルを入れ、鉄筋で突いて振動を与えて落とし込んでいく。
こうして約50kgのモルタルを入れた。

50kgもモルタルを練ったのに、見えているのはこれだけである。
あとは地中に吸い込まれていった。
しかし無限に吸い込まれていくわけではないので、星新一氏の「おーいでてこい」とは異なるタイプの空洞である。
これでしばらくは大丈夫だと思うのだが、また沈下するかも知れない。
ま、その時は又考えようと思う。
単管のこちら側、上の写真の側はモルタルで固めたのだが、反対側の棚の足は地面に置いてあるだけだ。
15cm角くらいのタイルを敷いてその上に単管を置いただけという、ここもそのうち何とかしよう。

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