たまに行く薬局にスマートフォンに入れたマイナンバーカードを読み取るためのリーダが設置されていた。
医療機関では余り見かけないシロモノだったので、ちょっとやってみても良いですかと断って試してみた。
一応反応はするのだが、エラーになってしまう。
余り何度もやっていると他の人の迷惑になるのでやめたが、システムが不安定なのかな。
ちなみにマイナンバーカードを読み込ませなければいけない訳ではなかったので、リーダがあったからやらせて貰っただけである。
マイナンバーカードのリーダにしても読み込み不良だとかネットワークエラーとかで使えないことがある。
正常時に利用出来るように仕様を書くなど誰でも出来る訳で、様々な異常時(想定出来ることは異常ではないという人もいる)に、それをどう回避するかが頭の使い処だ。
でも頭を使わずに言われたとおりにしか仕様を書けないから、想定される問題に対してすら解決が出来なくなる。
問題は大きく3つに分けられる。
1つは医療機関側の問題で、リーダに電源が入っていないとか、ネットワークケーブルが抜けたとか、リーダそのものの不具合などだ。
これはセンター側から定期的なテストが可能なので、医療機関に対して通知をすれば良い。
そもそも医療機関側のネットワークを使うこと自体も問題で、スタンドアロンで(モバイルネットワーク経由で)使えるようにしておけば良いのに。
2つめは回線のエラーだ。
これは最近では少ないと思うのだが、NTT系の回線であれば障害報告が出るので分かる。
ランニングコストはかかるが、紙の保険証代わりという事ならバックアップ回線もあった方が良い。
最後はセンター側のエラーだ。
これは早急に復旧して貰うしかないのだが、その間はローカルで認証させても良い。
初診だとデータがないので難しいが、継続通院者に関しては認証保留で手続きを行えば良い。
もしも保険不適用者だった場合は国がその分を保証するしかない。
センターのトラブルは国の責任なので。

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