食品スーパー

大抵は地元で買い物をするのだが、月に何度かは少し離れたところに行く。
スーパーに買い物をするだけの用事の時もあれば、外食をしてきたりその他の買い物をしたりと、ついでの時もある。

BIGDAYは静岡県内に28店舗を展開するスーパーで、肉類が比較的安い。
野菜その他も売っていてマックスバリュよりは安い(マックスバリュより高いところは余りないかも)が絶対的に安いというわけではない。
でも凄く高いわけでもないので、まとめて買い物をしてくる。

BIGDAYは「ご予算半分買い物2倍」のキャッチフレーズなのだが、だからといって他店の1/4の価格なんて事はない。
キャッチフレーズも意味不明ではあるが、店内で流されている”くらし良好“も変な歌詞なのだ。
これはBIGDAYのテーマソングではなく、コプロという企業が扱う商品のテーマソング?何かよく分からない。
歌詞の中に「ままの味付けとても大好き」と重複表現というのか、重複形容詞になるのかな?、とても大好きなのである。
その後に「ぼくんちいつでも暮らし良好」となっていて、子供目線の詩なのに何で暮らしが良好なんて表現をするのか?かなり不自然に感じていた。
所が調べてみると、暮らし良好(2014年以前は生活良好と書いた)はブランド名、つまり無印良品みたいなものだったのである。
子供がくらし良好と歌うのは、ブランド名を繰り返していただけだった。

くらし良好はオール日本スーパーマーケット協会に関係していて、オール日本スーパーマーケット協会にBIGDAYを運営するビッグ富士が加盟している。
東京都だとサミット、スーパーアルプス、全日本食品、文化堂、マルマンストア、よしやが加盟しているのだそうだが、神奈川県に加盟店がない。
なのでこの歌に触れる機会も、くらし良好が何であるかも知らなかった。

無印良品を知らない人が無印良品と聞いたら、それが良品計画という企業の一つのブランドだなんて思わないだろう。
そもそも無印良品は西友ストアのPBブランドとして、つまりPBブランドであるから無印であるという事で始まった。
これが独立した企業下になったので、意味合いが分かりにくくなってきた。

一般名詞や動詞の組み合わせは、通常では商標が取れない。
無印良品も無印+良品なので、クレームが付くと(日本では)商標化出来ない可能性もあったわけだ。
中国では無印良品が商標登録されているため、元祖無印良品はMUJIブランドで売っている。

中国に特許や商標登録数が多いのは、各国の商標や特許情報をそのまま持ってきてすぐに自国で権利申請するからだ。
中国の無印良品も商標権を取得しただけで、実際には使われていなかった。
その後元祖無印良品との裁判となると、中国無印良品は実店舗を作って元祖無印良品のコピー商品を売り始めた。
ここまで来ると何が何だか分からない。

コメント

タイトルとURLをコピーしました