タイヤチェンジャのエア漏れ修理(1)

タイヤチェンジャーの軽整備も出来たので、エア配管を繋ぎっぱなしにしておいた。
すると翌日にはエア圧が落ちている。
これはどこかからエアが漏れているな。

配管のカプラは沢山あるので、一つ一つ見ていくのは大変だ。
エアリーク量が多ければ音で分かるが、少なくとも耳を近づけただけでは分からない。
奥の方は耳を近づけられないし。
そこで車の異音調査の時に使った、ボイスレコーダと外部マイクを持ちだした。

マイクゲインを最大にしてエアカプラに近づけてみる。
するとわずかに音がしているものを見つけた。
石けん水を吹き付けると、泡が出て漏れていることが分かる。

これは8mmホースのコネクタでネジは1/8か。
1/8なんてあったかなぁ。
と思いながら一応探すと、ある事にはあった。
ただ6角部分が円筒状のもので、スパナがかからない。
狭い場所でバイスプライヤで挟むことも出来ず、手で力一杯締めるのが精一杯だった。

ワンタッチカプラを交換すると、エア漏れは止まった、たぶん。
カプラの在庫は1個しかなかったので買っておいた。
ネジはR (旧JIS:PT)ネジ/BSPT(British Standard Pipe Taper)ネジのものとNPT(National Pipe Thread Standards)ネジものもがあり互換性はないと言われているが、平行ネジにテーパネジを入れるよりも不自然感無く嵌合する。

PTネジ(Rネジ)はJISネジ(ISO 7-1)で、BSPTと同じ。
NPTネジは米国で使われているものだ。
同じ1/4の配管用ネジでもPT/NPTのテーパネジもあればGの平行ネジもあり、更にはフレアネジもあってややこしい。

G1/4ネジの圧力計があるのだが、これをNPT1/4に変換出来なくて使うのを諦めた。
変換をいくつか買って組み合わせれば接続出来るのだが、だったらNPTネジの圧力計を買い直した方が安くなってしまう。
高周波用同軸コネクタの変換みたいなもので、中々思うように行かない。

エア配管用のコネクタは水槽関係でも使うし、散水関係でも使う。
手持ちは色々あるのだが、1種類あたりの手持ちの個数が少ないので少し買っておいた。

MonotaROでもミスミでも写真のコネクタは100円~300円位、Aliexpressだと50円前後、有名メーカ品だとそれなりに高い。
水槽用としては6mmチューブ用を多用し、散水用は8mmチューブだ。
タイヤチェンジャにはチューブの外形が10mmや12mmのものも使われている。
10mm用はネジが1/4だと思うのだが、12mm用は1/2なのかな。
外して見ないと分からない。

ワンタッチカプラを交換した状態で又ひと晩放置すると、相変わらずエア圧が下がっていた。
しかしどこから漏れているのかが分からない。
シリンダのシャフトにも石けん水をかけてみたのだが、違う。

ワンタッチカプラ部分に石けん水をかけ、ホースを引っ張ったりして漏れをチェックした。
この中でちょっと怪しげなカプラがあった。
ホースの抜き差しがスムーズではなく、プッシュ機構が弱っている感じ。
ホースの角度を変えて石けん水を吹きかけると、少しエアが漏れる。
ここは不良になったカプラと同じものなので交換する。
この場所には8mmチューブ用のカプラが2個あるので、2個とも交換した。

最初に交換した場所より更に狭く、外すのも取り付けるのも苦労した。

カプラは交換したが、本質的部分は他にあるようでエア漏れの状態に大きな変化はなかった。
エア配管図は以下のようになっている。

大元から分岐しながら各アクチュエータに配管されているので、特定のアクチュエータだけにエアが供給されるように接続し直して、どこで漏れているのかを調べてみる。

マウントヘッドの固定を行う部分で、アクチュエータは2個付いている。
このアクチュエータからエアが漏れているのかなと思った。
アクチュエータをコントロールしているバルブをOFFにして、アクチュエータにエアが行かないようにしておくと…
変わらなかった。

だったら大元を塞いでしまえ。
フットエアバルブに行く元のラインを外し、フタをしてしまった。
これで主要アクチュエータにエアは行かない。
エアが供給されているのは補助エアタンクとインフレータ系だけである。

これより上流というとエアレギュレータと補助エアタンク系しかない。
エアレギュレータを外してみた。
補助エアタンクと接続されている部分のワンタッチカプラが、いくつか交換したのと同じタイプだったので換えておくことにした。
プッシュ部分が固くなっていて、ホースを外すのに苦労した。

下の写真の右側がレギュレータで、四角頭のネジ的なものが付けられているところに、圧力計を付けていた。
今回この部分をバラしたので、圧力計はいったん外した。
何せ安っぽいもので、変に力が加わったら筐体のプラスチックが割れそうだったので。

エアのオイル供給器がカラだったのでオイルを入れた。
オイルによってシリンダの密閉性が上がれば、多少の変化があるかも知れない。
オイルは水置換性のものなので、エアに混入してくる湿気によるサビも防げるかな。

続く…

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