出始めの頃は米国製だったのかな?結構価格は高い。

最近は中華ものもあるが、作り的にはチャチな感じ。

Youtuberもこれを使って空力検証している人がいるが、このサイズでは大まかな様子しか見る事は出来ない。
エアロパーツメーカも模型で実験しましたみたいに宣伝しているところがあるが、現実とはかなり違った特性だと思う。
模型でテストが出来れば自動車メーカも楽になると思うのだが、スケールを縮小すると相対的に空気の粘性が上がってしまうので誤差になる。
塗面の平坦性なども実物とは全く違ってくる。

実車でのテストでもタイヤを固定していると正確は計測が出来ない。
しかしタイヤを回転させれば車は前に進んでしまう。
ローラに乗せるとローラによる気流の乱れが出てくるし、ベルト的なものに乗せるとベルトの形状変化(気流で暴れやすい)が問題になるのだとか。
地上を走行するものの風洞テストは何かと厄介だ。
気流の直進性も問題になるので、ループ型の風洞は良くないなんて言われる。
しかし開放型の風洞だと、ファンの駆動にものすごいパワーが必要になる。
トヨタの風洞実験棟は回流式で、ファンを回すモータの出力は8MWにもなる。
モータの消費電力の殆どは熱になるので、実験棟の冷却電力も馬鹿には出来ない。


BENZは風洞実験と共に-40℃~+40℃までの外気温設定を可能にしていて、全長がトヨタ実験棟の6倍くらいある。
BMWはいくつかの風洞実験棟があるが、騒音計測を行うための風洞実験設備もあり、風洞実験設備としては世界最大だそうだ。

無響室とは言わないが、バックグラウンドノイズを54dB程度にまで抑えているのだとか。
送風機の最大出力は4.5MWだそうだ。
風洞実験設備は大きな建物とそれを建てる土地が必要なので、建設コストがかかる。
日本の自動車各社が実車を入れられる風洞実験設備を持った(或いは改修した)のは、空気抵抗係数がカタログを飾った頃だったのではないだろうか。

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